【以蔵の壮絶な生きざまが、司馬さんの硬質な文体とあいまって、ドラマチックな世界が目の前に広がりました。悲劇の主人公岡田以蔵に惹かれます。 】
株式会社TBSラジオのプレスリリース
人気声優が文豪・司馬遼太郎の作品朗読に挑む「川口技研 Presents 司馬遼太郎短篇傑作選」。
2012年10月、OBCラジオ大阪をキーステーションにTBSラジオとの同時放送がスタート。
2024年10月から第13期(SEASON 13)に入りました。第13期(SEASON13)は「もう一度聴きたい、司馬遼太郎短篇傑作選」をお送りしています。リスナーに昨年の夏、過去放送された作品の中から、もう一度聴きたい短篇小説を募集しました。第13期は、その結果を元に放送作品が決まるプログラムとなっています。
SEASON 13 第4作は竹下景子の朗読でお送りします。 作品は『人斬り以蔵』(ひときりいぞう)です。
放送は2月1日(土)から3月29日(土)までの全9回。
俳優・竹下景子 VS 文豪・司馬遼太郎――。 声と筆との真剣勝負に御期待ください。
川口技研 Presents 司馬遼太郎短篇傑作選 SEASON 13
【放送日時】
毎週土曜日 18:00~18:30
【放送局】
OBCラジオ大阪、TBSラジオ 2局同時放送
【番組概要】
人気声優/俳優 VS 司馬遼太郎。第一線で活躍する声優が司馬作品の朗読に挑戦。
番組の掟は唯ひとつ。与えられた作品をひとりで演じきること。時代を越えた声と筆の真剣勝負が今宵も幕を開ける。
【番組ナビゲーター】
竹下景子(俳優)
【公式HP】
https://www.obc1314.co.jp/bangumi/shiba/
【公式X(旧Twitter)アカウント】
@masterpiece0919 ハッシュタグ #ガチシバ
番組はradikoでもお楽しみ下さい。放送1週間後までタイムフリーでお楽しみいただけます。
『人斬り以蔵』あらすじ
土佐藩の足軽の子として生まれた岡田以蔵は、並々ならぬ肉体を持っていた。以蔵は子供の頃から独学で剣の修業をし、ある時、武市半平太の道場を訪れ、弟子入りを志願する。以蔵の剣の才能を見抜いた武市は、それを認め、さらに江戸への剣術留学に連れて行った。
やがて時代は勤王と佐幕の対立が強まり、武市は土佐勤王党を結成、以蔵も参加した。以蔵は京で武市の政敵を抹殺、人斬りと恐れられた。
しかし、以蔵は捕らえられ、最後には武市と土佐勤王党への信頼がなくなってしまう・・・
SEASON 13 第4作
竹下景子 VS 司馬遼太郎
『人斬り以蔵』(放送期間:2月1日~3月29日/全9回)
コメント:
➣ 作品について感じたこと
以蔵の壮絶な生きざまが、司馬さんの硬質な文体とあいまって、ドラマチックな
世界が目の前に広がりました。
悲劇の主人公岡田以蔵に惹かれます。
➣ 朗読して感じたこと
クールな、そして足軽という身分でしか生きられなかった以蔵のキャラクターは
声で表現するのが難しかったです。
➣ リスナーへのメッセージ
【人斬り以蔵】、初回は中井和哉さんによる読み語りでした。ステキでした。
中井さんとは違う「以蔵」をお楽しみ頂けたら嬉しいです。
竹下景子(たけした けいこ)プロフィール
1953年9月15日生まれ 愛知県名古屋市出身 / 東京女子大学文理学部社会学科卒業
NHK『中学生群像』出演を経て1973年NHK銀河テレビ小説『波の塔』で本格デビュー。
映画『男はつらいよ』のマドンナ役を3度務め『学校』では第17回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞 2007年、舞台『朝焼けのマンハッタン』『海と日傘』で第42回紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞
テレビ・映画・舞台への多数出演の他。
2005年日本国際博覧会「愛・地球博」日本館総館長をはじめ「世界の子どもにワクチンを日本委員会」
ワクチン大使、国連WFP協会親善大使など幅広く活動している。
SEASON 13 放送スケジュール
第一作 2024年10月5日~2024年11月2日(出演: 銀河万丈 朗読作品:「軍師二人」再放送)
第二作 2024年11月9日~2024年12月14日(出演:置鮎龍太郎 朗読作品:「芹沢鴨の暗殺」)
第三作 2024年12月21日~2025年1月25日(出演:磯部弘 朗読作品:「結城秀康」)
第四作 2025年 2月1日~2025年3月29日(出演:竹下景子 朗読作品:「人斬り以蔵」)