株式会社KADOKAWAのプレスリリース
◆ニュース
①【読切】これまでと同じように生活が出来なくなった、今読みたい
〇重松清「こいのぼりのナイショの仕事」
希望ヶ丘小学の校庭に掲げられたこいのぼりの、優しくて心あたたまる物語。
②【一挙掲載】小説 野性時代 新人賞、破格の受賞作!
「あたかも江戸時代をひらひらと自在に泳ぎまわりながら書いているような文章」(森見氏)、「早くもシリーズとして読みたい」(辻村氏)、「作品の命というべきものが吹き込まれている」(冲方氏)と、全選考委員を唸らせ、圧倒的評価を集めた破格のデビュー作!
〇蝉谷めぐ実「化け者心中」
江戸は文政年間。足を失い絶望の底にありながらも毒舌を吐く元役者と、彼の足がわりとなる心優しき鳥屋。この風変わりな二人組が、鬼の正体暴きに乗り出して――。
◆おすすめ連載
〇海堂 尊「医学のひよこ」(第4回)
洞穴で見つけた巨大な謎の「たまご」。カオルたちが見守るなか白く光を発し始め、ついに孵化の瞬間を迎えようとしていた。
〇千早茜「ひきなみ」(第9回)
「わたしは間違うから」過去にとらわれ続ける真以を救いたいと葉は、かつて一緒に逃げた男がいるというバーの扉を叩く――。
〇湊かなえ「ドキュメント」(第8回)
陸上部の取材を終え、年が明けた1月、始業式で応援団の演舞の撮影を担当した圭祐。部活も再開し日常を取り戻したかに見えたが……。
〇宮部みゆき「三島屋変調百物語七之続」(第3話 魂手形)
三島屋にとびこんできた朗報。動揺をおさえきれない富次郎は、百物語の聞き手として、いっそう精進しようと心を固める。このたび黒白の間に迎えた客人は、なんとも粋な爺様で――。
『小説 野性時代 第201号 2020年8月号』
定価: 880円(本体800円+税)
発売日:2020年07月13日
https://www.kadokawa.co.jp/product/322002000126/