「ファンダムプラットフォームの多様性・統合性・シームレスさがスーパーファン成長の秘訣」と提言
株式会社HYBE JAPANのプレスリリース
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Weverse Company チェ・ジュンウォン、韓国企業として唯一ニューヨークの「ロイター ネクスト」フォーラムに登壇
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Global Superfan Platform「Weverse」の成功戦略を解説。多様なサービスを統合し、シームレスな体験を提供することで、ロイヤリティの高い「スーパーファン」を惹きつける
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Weverseが提供する独自の価値は、スーパーファンが集まる安心感のあるプラットフォームが、アーティストの心理的な安定と、一般SNSとは異なる独自の使用パターンを生み出すこと

Global Superfan Platform 「Weverse(読み:ウィバース)」を運営するWeverse Company Presidentのチェ・ジュンウォンは、12月4日午後(EST)にアメリカ・ニューヨークで開催されたグローバルフォーラム「ロイター ネクスト(Reuters NEXT)」に登壇し、多様な機能が一箇所でシームレスに利用できるプラットフォーム環境が整うことで、献身的な音楽ファンである「スーパーファン」の成長を促すことができるという見解を明らかにしました。
ロイター ネクストは、世界的なニュース通信社ロイターが毎年主催するグローバルフォーラムで、約100人のグローバルリーダーが講演者として参加する大規模なイベントです。今年の講演者には、ウィキペディア共同創設者のジミー・ウェールズ(Jimmy Wales)氏、NBCユニバーサルスタジオグループ会長のパール・アイグボクウェ(Pearlena Igbokwe)氏などが参加しました。チェは、韓国企業として唯一参加し、ファンダムプラットフォーム企業としては初めてロイター ネクストに登壇しました。
この日、チェはAIとTechnologyのセッションに登壇し、「Weverseが産業全般に提示するスーパーファンビジネスモデルの道標」をテーマに、ロイターシニア記者のキンバリー・キム・ビネル(Kimberley Kim Vinnell)氏と対談を行いました。
チェは、韓国から出発し、今や世界の音楽市場で新しい成長モデルとして注目されているGlobal Superfan Platform「Weverse」の価値と、Weverseが蓄積してきた「スーパーファンビジネス」に対する考えを記者ならびに聴衆へ共有しました。
チェは、スーパーファンとは何か、そしてなぜ重要なのかという問いに対し、「スーパーファンは一般的な音楽リスナーとは異なり、アーティストとより緊密に繋がることを望みます。コンサートやストリーミングなどアーティストの活動に非常に積極的に参加します」とし、加えて、「究極的には、アーティストのキャリア成長を助けることができ、またそうすることを望む献身的なファン層です」と説明しました。
チェは、スーパーファンを対象にどのようにビジネスモデルを構築できるかの問いに対し、「スーパーファンは世界中に存在するため、Weverseはプラットフォームのローンチ当初から、全世界のスーパーファンのために利用環境を整える必要がありました。スーパーファンが求める利便性の高い環境を構築することが重要です」と述べました。
また、WeverseでのAIおよび技術の活用については、「アーティストとファンの間を繋ぐ役割を担うプラットフォームであるため、ユーザーに直接見えるサービスよりも、プラットフォームの内部的な生産性を高めることに主にAIを活用しています」と説明しました。

記者は、「AIが蔓延する最近の環境下で、プラットフォームのユーザーがリアリティを感じることは難しい場合があります。例えば、数百万人のファンを持つアーティストにDMを送り、返信をもらうことが信じがたいと感じるかもしれません」と意見を述べました。これに対し、チェは「だからこそ、Weverseが最も重要だと考える価値はリアリティです。技術が発展するほど、人が作った本当のコミュニケーションの価値がさらに大きくなります」と強調しました。続けて、「Weverseのようなファンダムプラットフォームは、他SNSと比べ、スーパーファンが集まっているため、アーティストが心理的に安全な空間だと感じ、より素の姿を見せてくれます」と説明しました。アーティストが「Weverse LIVE」でファンと対話しながら料理をしたり、眠りに落ちたりした事例を挙げ、「アーティストたちが既存のSNSとは異なる方法でコミュニケーションする地点こそ、素の姿が現れる場所であり、スーパーファンはそれをそのまま感じ取ります」と述べました。
また、ファンダムプラットフォームが音楽産業の市場をさらに拡大できるというビジョンも語りました。対談の終盤、Weverseの今後の計画を問う質問に、チェは「全世界的に音楽産業の成長率が鈍化しているのは、アルバムや公演など、伝統的なビジネスモデルの比重が高いためだと分析する見方があります。しかし、ファンダムプラットフォームを中心に集まったスーパーファンの力が、音楽産業を再び活性化させることができると見ています」と見解を述べました。
最後に、Weverseの今後の計画について、チェは「2025年にはプラットフォーム内に搭載された機能を高度化し、各国・地域別の文化的特性と文脈に合わせて機能をカスタマイズして活用できる戦略を推進してきました」と説明しました。「アメリカでは個性を重視する市場の特性を活かし、ファンがアーティスト公式商品をWeverse内で簡単にデザインして制作できる『マーチ・オン・デマンド(Merch on Demand)』サービスをオープンしました。今後も、アーティストとファンの重要な瞬間にその体験をさらに最大化できるようにサービスを高度化していく予定です」と今後の計画を明らかにし、締めくくりました。

