『国宝』邦画実写作品として興行収入歴代1位獲得、日本レコード大賞特別賞受賞と話題満載の中、原 摩利彦氏による待望の大阪公演。本日からチケット販売開始。
VS.共同事業体のプレスリリース
VS.共同事業体は、音楽家、原 摩利彦氏によるコンサート“Marihiko Hara Trio Concert at VS.”を、2026年1月24日(土)にVS.(ヴイエス、グラングリーン大阪内)にて開催する。 本公演のチケットは、本日2025年12月24日(水)18:00より発売を開始しました。

原 摩利彦氏は今年の大ヒット映画『国宝』(監督:李相日、出演:吉沢亮・横浜流星)の映画音楽と主題歌を担当したほか、オリンピック開会式やNHK『日曜美術館』の新テーマソングを坂本 美雨氏と共作するなど、ピアノを中心にポスト・クラシカルからアンビエント、実験音楽まで、幅広い表現手法を用いて活躍する音楽家。2025年、第67回日本レコード大賞では特別賞を受賞した。
会場のVS.は、高精細な音響環境を構築する独自のサウンドシステムを有し、開業以来、音楽を扱った展覧会やイベントを数多く行ってきた。2025年9月には故 坂本 龍一氏の大阪初となる大規模展覧会『sakamotocommon OSAKA 1970/2025/大阪/坂本龍一』を開催。原 摩利彦氏は坂本 龍一氏との共作でも知られており、本公演においても、静謐な地下空間の中での力強い演奏を披露する。
トリオメンバーとして、ヴァイオリンには、Mrs. GREEN APPLEや、くるりなど多くのアーティストのサポートで知られる須原 杏氏。チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバには、古楽から現代音楽にわたり演奏する多井 智紀氏が参加。
映画『国宝』の楽曲でも共作した3名が集い、ピアノ、弦楽器、音響が重なり合う本公演ならではの演奏となる。
S席購入者には、公演終了後、別室での特別トークショーとサイン会に参加できる特典がある。(CD、飲み物付き)
特別な環境で開催されるコンサート、ぜひご期待ください。
【公演概要】
●公演名: Marihiko Hara Trio Concert at VS.
●日時: 2026年1月24日(土) 開場17:00 / 開演18:00
●会場: VS.(住所:〒530-0011 大阪市北区大深町6番86号 グラングリーン大阪うめきた公園 ノースパーク VS.)
●出演:
o 原 摩利彦(Piano, Electronics)
o 須原 杏(Violin, Electronics)
o 多井 智紀(Cello, Viola da Gamba, Electronics)
●料金:
o S席(指定席・トーク&サイン会付き) 14,000円(税込)※『国宝 オリジナル・サウンドトラック』CD、飲み物付き
o A席(自由席) 前売り 5,000円(税込)
o スタンディング 前売り 2,500円(税込)
・未就学児入場不可
・小学生以上のお客様もチケットが必要となります。小学生は保護者同伴の上お越しください。
●公式サイトURL:https://vsvs.jp/events/marihikohara-trio-concert/
【チケット販売スケジュール】
■前売りチケット発売 2025年12月24日(水)18:00~
■チケット販売に関する詳細はVS.公式サイトをご確認ください。
【プロフィール】
原 摩利彦|Marihiko Hara(Piano, Electronics)

京都大学教育学部卒業。静けさの中の強さを軸に、ピアノを中心とした室内楽やフィールドレコーディング、電子音を用いた音響作品を制作する。
アルバム『PASSION』(2020)、『ALL PEOPLE IS NICE』(2021)をリリース。アーティストグループ「ダムタイプ」へ参加。
NODA・MAP『正三角関係』『兎、波を走る』『フェイクスピア』、ダミアン・ジャレ×名和晃平『VESSEL』、田中泯×名和晃平「彼岸より」等の舞台作品、映画『国宝』『流浪の月』(監督:李相日)、『夏の砂の上』(監督:玉田真也)、『鹿の国』(監督:弘理子)、NHKドラマ『幸運なひと』『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』、東京2020オリンピック開会式(森山未來出演パート)、NHK『日曜美術館』新テーマソング(坂本美雨と共作)など多岐にわたって音楽を手がけている。2024年より世界遺産を舞台としたコンサート「OTOBUTAI」にて音楽監督を務める。
令和3年度京都府文化賞奨励賞受賞。令和7年度 第67回日本レコード大賞特別賞を受賞。
【共演者プロフィール】
須原 杏|Anzu Suhara(Violin, Electronics)

6歳よりヴァイオリンを始める。東京都立芸術高校入学と同時にジュニアオーケストラに入団。東京音楽大学在学中よりプロキャリアをスタート。
現代音楽や実験音楽へ傾倒し、2011年結成の“実験音楽とシアターのためのアンサンブル”に参加し、演奏団体”OFFCLASSICA”を旗揚げ。
2012年にASA-CHANG&巡礼に正式加入。ソロのほか、須原杏ストリングスとしてMrs. GREEN APPLE、くるり、森山直太朗、STUTS、凛として時雨などのレコーディング、ライブに参加。原摩利彦が担当する李相日監督『国宝』、『流浪の月』、NODA・MAP作品のオーケストラリーダーを務める。
多井 智紀|Tomoki Tai(Cello, Viola da Gamba, Electronics)

1982年大阪生まれのチェロ奏者、音楽家。
東京藝術大学にてチェロ専攻、在学中より作曲家たちと現代音楽グループで活動し世界初演の作品数は150曲を超えた。現代作品のソリストとして東京フィルハーモニー交響楽団などと共演。
今までクラシック音楽/現代音楽をメインに、即興音楽や古楽を含む多方面での演奏活動および制作協力を続け、同時に放送メディア業界に20年以上携わっている。演奏会も多数企画しており代表的なものとして、フェルドマン《String Quartet II》7時間持続演奏会、現代対位法実践家アルド・クレメンティ個展、古今対位法作品《音の綾取》、自作微分音オルガンライブなどがある。
音盤は「飛田泰三 yunagi」「電力音楽 動体視力」(共にftarriレーベル)などに参加、その他soloライブを収録したアルバム、「1664《糸竹初心集》によるパラフレーズ」(Ftarri Classical)では日本最古の三味線出版譜を自作楽器コイルド・チェロなどで演奏した。チェロ以外に、自作電気楽器やヴィオラ・ダ・ガンバの演奏もおこなう。
2024年より、閉じない五度圏に端を発した記譜プロジェクト”波獅子”を始め、東西の古典音楽に対して音楽制作と実演を重ねている。”next mushroom promotion”メンバーとして2005年度サントリー音楽財団佐治敬三賞を受賞。
原 摩利彦氏とは2022年の出会いから今までチームに参加して親交を深めている。最近では原氏が音楽を制作した李相日監督「国宝」でチェロソロ、主題歌「Luminance」(原摩利彦feat.井口理)ではリュートとヴィオラ・ダ・ガンバを演奏した。
【本件に関するお問い合わせ先】
VS.共同事業体
※本リリース中の画像を無断で転載、複製、改変することは禁止いたします。

