ツキプロに所属するユニット『QUELL』より新作CD「プレシャスライト／HQLD QN TQ HQPE」出演、武内駿輔さん・西山宏太朗さん・仲村宗悟さん・野上翔さんの収録後インタビューが到着！

株式会社アニメイトホールディングスのプレスリリース

2.5次元に存在する芸能事務所「ツキノ芸能プロダクション（ツキプロ）」に所属するユニット「QUELL」（和泉柊羽CV：武内駿輔／堀宮英知CV：西山宏太朗／久我壱星CV：仲村宗悟／久我壱流CV：野上翔）。

そんな『QUELL』から、かつて「X Lied」シリーズでリーダー・和泉柊羽が歌った「End of Night」を現在のQUELL4人で表現する「プレシャスライト」と、新曲「HQLD QN TQ HQPE」を収録した新作CD『SQ「あの頃の僕らは」シリーズ・QUELL「プレシャスライト／HQLD QN TQ HQPE」』が12月26日に発売。本作に出演する4人のオフィシャルインタビューをお届けします。ぜひ、チェックしてください♪

■オフィシャルインタビュー

――まずは、柊羽の元ソロ曲をセルフリメイクした『Precious Light』のレコーディングを終えての感想をお願いします。

武内：正直、僕としてはソロ曲のままでいきたかったんですよ。自分だけのものであってほしい、という気持ちもありましたから（笑）。でも今回はユニット曲として分け合わなきゃいけないということで、悔しい顔、苦い顔をしながらレコーディングしました。悔しい！と思いながら（笑）。ライブで披露するときには「もう自分の歌じゃなくなるんだな」と思ったりもしましたね。

ただ、個人的には思い入れのある楽曲ですし、また違った形で歌い直せる機会をいただけたのは本当にありがたかったです。昔の音源を聴き返して、「もう少しこう歌いたかったな」という部分を、曲調やテンポも含めてリベンジするつもりで収録しました。なので、非常に悔いのない仕上がりになったと思います。

西山：柊羽のソロ曲がリバイバル、というかリミックスされた形で、ニュアンスもとても素敵に仕上がっていて、初めて聴いたときはもう、うれしかったですね。柊羽の歌声の印象が強い曲でしたが、それを4人でどう歌い上げていけるか――そこがとても楽しみでしたし、実際にレコーディングもすごく楽しかったです。特にラップが入った部分はキャラクターごとの色がすごく出ていて、今回ならではのポイントになったと思います。ソロ曲発表当時に比べるとキャラクターたちの経歴だったりが深掘りされたおかげで出る味があるんじゃないかなと歌詞を見てても思いました。

仲村：柊羽のソロ曲をユニット全員で歌えるっていうのは、本当におもしろい企画だと思います。メロディラインが良くて、個人的にもすごく好きな楽曲です。

ただ、レコーディングのとき、英詞の部分はめちゃくちゃ難しかったですね。作詞のはまさんは、こう歌うと歌いやすいですよ、って、いつもカタカナで書いてくださるんですが、実際に歌うと英詞部分の文字を追いきれなくなる瞬間があって（笑）。それがすごく苦戦した思い出です。でも、曲自体は本当に僕の好みで、大好きな楽曲です。

野上：最初の柊羽のソロ曲を「今4人で歌う」というのがすごく面白いと思いました。

ただ、いざレコーディングに臨んでみて「これは駿ちゃんにしかできんな！」と思いましたね。英語が多い！（笑）

毎回歌唱資料には作詞のはまさんが「こう発音すると英語っぽく聞こえるよ」という表記を入れてくれているんですが、大文字小文字の入り混じったカタカナの羅列なので練習段階から混乱してしまって（笑）。

結局自分流に全部書き直しました。はまさん、すみません！（笑）

今回もとても難しい曲でしたが、柊羽のために生まれた曲を改めてQUELL全員で歌えたのはすごく新鮮な体験でした。

是非オリジナルと聴き比べてみてください。

――続いて、新曲『HQLD QN TQ HQPE』の収録はいかがでしたか？

武内：これは人前で歌うと相当大変そうだなと感じました。リズムを取るのが意外と難しく、畳みかけるようなリリックなんです。そういう意味では、QUELLの楽曲の中ではちょっと珍しい譜割りだなと思いました。近年は比較的ゆったりした楽曲を歌うことが多かったので、どこか初期の楽曲を思い出すような感覚もありましたね。懐かしい気持ちを抱きながら取り組めた一曲です。

西山：初めて聴いたときはQUELLっぽくなく、すごく爽やかで、バンドサウンドみたいな感じだなと思ったんですが、何度も聴き込んだり歌っていくうちに、「わ、やっぱりQUELLの曲だな」と思えるようになりました。コーラスや音の使い方に“らしさ”が表れていて、そこがとても魅力的だと感じましたね。また、今回の楽曲はAメロやBメロのキーがいつもより高めで、キャラクターによって声の出し方にも変化があっておもしろいんじゃないかと思うので、その違いを聴き比べてもらえたらうれしいなと思います。

仲村：これはまたガラッと雰囲気が変わって、ストレートに明るい楽曲ですね。爽やかで、特にハイトーンがすごくきれいなんです。高く突き抜けていくような伸びやかさがあって、アウトロなんか特に気持ちよく歌えました。すごく楽しかったです。

野上：資料を拝見した直後は『O』をQUELLの『Q』に変えているはまさんのオシャレさに気付けず「タイトル何て読むんだろう？」が最初の感想でした（笑）。

歌詞を見ていただければより分かるんですが、これまでQUELLの楽曲を聴いてくださった皆様にニヤリとしていただける仕掛けもあったりして。

それも含めて、これまでのQUELLの集大成的な楽曲だと思います。

曲調的にも個人的には歌いやすかったですね。

壱流らしさ…みたいなものも出しやすかったように思います。

4人の声が重なり合ったらどうなるのか、今から楽しみです。

――最後に、CDを楽しみにしているファンの皆様へのメッセージをお願いします。

武内：今回は、過去の柊羽の楽曲をリメイクしたものと新曲という2本立てになっていて、新しいQUELLの顔をお見せできる内容になったと思います。自分自身の成長も含め、様々なアップデートをしたQUELL像をどんどん提案していけたらいいなと思っていて、そういったものも表現できた実感もあります。ぜひ、新しい一面を持ったQUELLを楽しんでいただけたらうれしいです。よろしくお願いします！

西山：改めてこのタイミングでQUELLとして新たに楽曲を歌うことができ、とてもうれしいです。2曲ともにQUELLらしさが余すことなく詰まっています。久しぶりのリリースになりますが、今の我々が表現できるQUELLらしい楽曲をみなさんに届けられるんじゃないかなというふうに思います。この楽曲が、みなさんの日常に自然と溶け込んでいってくれることを祈っております。ぜひぜひたくさん楽しんでくださーい！

仲村：今回の企画はセルフカバーという形で、これまでの楽曲が新しい表情を見せてくれるシリーズになっています。まだ「こんな楽曲があったんだ！」と気づいていない方にも、この機会に知っていただけたらうれしいです。ツキプロの音楽の世界観は本当に素晴らしいので、ぜひたくさん聴いて、自分の“好き”を見つけてください。これからもよろしくお願いします！

野上：気付けばQUELLも誕生から10周年が目前。

曲もかなりの数になりました。

今だからこそ出来る新しい試みが沢山詰まった2曲になっていますので、是非お楽しみいただけたらと思います！

■SQ「あの頃の僕らは」シリーズ・QUELL「プレシャスライト／HQLD QN TQ HQPE」