アーティストとイベント運営者をつなぐ新プラットフォーム「Casticart（キャスティカート）」リリース

キャスティングから契約、イベント管理、ご出演料のお支払いまで一気通貫で対応します。

株式会社タクティカートのプレスリリース

■ サービス概要

イベント制作やアーティストマネジメントにおける煩雑な業務フローを一元化する「Casticart（キャスティカート）」が正式リリースされました。本プラットフォームは、出演依頼から契約締結、イベント情報の共有、当日までのコミュニケーション、終演後の謝礼お支払いまで、コンサート・イベント制作に関わるすべてのプロセスをデジタル化し、運営者とアーティスト双方の業務効率を大幅に向上させます。

公式サイト: https://casticart.com

■ 開発背景

従来のコンサート・イベント制作現場では、出演依頼はメール、契約書は紙やPDF、スケジュール管理は別のツール、報酬処理は経理部門と、情報が分散し、コミュニケーションロスや事務作業の負担が課題となっていました。

Casticartは「未来のイベントを、ひとつ先へ。」をコンセプトに、運営者とアーティストが同じプラットフォーム上でリアルタイムに情報を共有し、創作活動そのものに集中できる環境を提供します。

■ 主な機能

01. 依頼と契約を一つに

オファーの確認から承諾・辞退の回答、契約内容の確認まで一画面で完結。判断に必要な情報がすべて集約されています。

02. 本番までの情報整理

コンサート・イベント詳細（会場情報、タイムスケジュール、必要資料など）が一箇所に集約され、情報の見落としや確認漏れを防ぎます。

03. 運営チームとのリアルタイムチャット

質問や変更事項をチャット機能で即座に共有。メールの往復や確認待ちの時間を削減します。

04. 終演後まで伴走

終了報告、請求書の提出、謝礼の確認、口座情報の管理まで、一本道で手続きが完了します。

■ タクティカートの既存事業との親和性

Casticartは、株式会社タクティカート（https://tacticart.co.jp）が6年にわたり展開してきたエージェント事業、オーケストラ事業、ソリューション事業のフローを内製化・高度化するために開発された、アーティスト向けの業務基盤です。

企業や自治体、イベント主催者からの出演・演奏依頼は、従来通りタクティカートが窓口となり、企画立案から条件整理、キャスティング、制作進行までを一貫して担います。
Casticartは、その過程でタクティカートと関わるアーティストとの間に発生する契約・情報共有・進行管理・謝礼処理を整理・標準化するための仕組みとして機能します。

これにより、タクティカートの制作・マネジメント業務は属人性を抑えつつ拡張性を持ち、より多くの案件・アーティストを安定的に支える体制を実現します。

■ 企業・主催者にとってのメリット

企業やイベント主催者は、これまでと同様にタクティカートに対して演奏・出演の依頼を行うだけで、企画設計から出演者調整、契約条件の整理、当日までの制作進行までを任せることができます。

タクティカート内部およびアーティスト側の業務フローがCasticartによって整理・可視化されているため、

・条件確認の行き違い

・契約・進行に関するトラブル

・終演後の精算遅延

といったリスクが抑えられ、企業側は余計なオペレーションを抱えることなく、安心して文化・音楽事業に取り組むことが可能になります。

■ アーティストにとってのメリット

アーティストにとってCasticartは、タクティカートからの出演依頼を受ける際の専用プラットフォームとして機能します。
出演条件、スケジュール、必要資料、契約内容、謝礼のお支払いの流れが一元的に整理されることで、判断や確認にかかる負担を大幅に軽減します。これまで個別のメールや書類管理に依存していたやり取りが整理されることで、

・依頼内容が明確な状態で検討できる

・契約・報酬面の不安が減る

・創作や演奏準備に集中できる

といった環境が整い、アーティストが「仕事として受けやすい」「長期的に関われる」関係性を築くことが可能になります。