福祉×エンタメの現場で、何が変わったのか。
“支援される側”から“表現する側”へ──新しい形の社会参加

一般社団法人フェアリーエンターテイメント
「福祉×エンターテイメント」実践レポート

一般社団法人フェアリーエンターテイメントのプレスリリース

一般社団法人フェアリーエンターテイメント(所在地:東京都、代表理事:吉川莉奈)では、障がいの有無に関わらず、ダンスや表現活動を通じて、社会とつながる新たな取り組みを行っています。

本リリースでは、福祉×エンターテイメントの現場で実際に起きている変化を、実践レポートとしてお伝えします。

●キッカケさえあれば、自ら行動し始める
当法人の現場では、最初は目を合わせることや声を出すことが難しかった参加者が、ダンスや身体表現を重ねる中で、少しずつ自分の意思を動きで示し、やがて自発的な行動が増えたケースがあります。

これは、指導や訓練による成果ではありません。音楽や身体表現という“否定されない居場所”の中で、「自分を出しても大丈夫」という体験を積み重ねた結果、自発的に起きた変化です。

●「支える側」だったきょうだい児が、初めて自分の気持ちを語る場
障がいのあるきょうだいを持きょうだい児たちは、家庭や社会の中で無意識のうちに「我慢する側」「支える側」という役割を担いがちです。

当法人では、きょうだい児も一人の表現者として舞台や活動に参加します。障がいの有無に関係なく、同じ立場で表現することで、これまで言葉にできなかった本音や感情を語り始める姿が見られます。

●障がい者施設での訪問型ダンスレッスンで起きた変化

行政と連携して障がい者施設を訪問し、入所者・利用者と職員が同じ空間で参加する訪問型ダンスレッスンも実施しています。

この現場で特徴的なのは、ダンスの時間だけは「支援する側・される側」という役割が一度ほどけることです。音楽が流れ、身体を動かし始めると、職員も利用者も同じ一人の表現者として場に立ちます。

最初は見学していた利用者が、周囲の動きを真似するように腕を動かし始めたり、職員と目を合わせて笑い合ったりする場面が自然と生まれます。そこには、フラットなコミュニケーションが存在しています。

【職員の声】
「普段は“介護する側・される側”という関係ですが、ダンスの時間は同じ立場で笑ったり動いたりできました。言葉がなくても気持ちが通じ合う感覚があり、利用者さんの新しい表情を見ることができました。」

このような体験は、利用者だけでなく、職員にとっても『関わり方』を見直すきっかけとなっています。

私たちが目指す社会
福祉とエンターテイメントは、一見すると異なる分野に見えるかもしれません。しかし、表現することは人が人として生きる根源的な力です。小さな変化こそが、次の社会参加や自己表現につながる重要な一歩だと考えています。

当法人は、表現活動を通して、一人ひとりが「支援される存在」から「社会の一部として関わる存在」へと変わっていくことを目指しています。

障がいの有無や立場に関係なく、自分の役割を見つけ、社会とつながり続けられる新しい福祉のあり方を社会に提示していきます。

【団体概要】
一般社団法人フェアリーエンターテイメント
代表理事の吉川は、自らも重度障がいのある2人の姉「きょうだい児」として育ち、幼少期から福祉の課題と向き合う。障がいの有無に関わらず、表現を通して社会とつながる活動を行い、福祉とエンターテイメントの新しい形を実践している。

【本件に関するお問合せ先】

メールアドレス:info@fairyentertainment.or.jp

ホームページ:https://fairyentertainment.or.jp/

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。