駿台・河合・代ゼミ。伊藤和夫、小田実、金ピカ先生……なぜ高校より面白かったのか? 『予備校盛衰史』が発売

いったい予備校とは何だったのか?

株式会社NHK出版のプレスリリース

浪人生への憧れすらあった時代は、なぜこうも変わったのか? 推薦・AO入試全盛の現代が見失った「学問の入り口」がここにある! 教育・受験ジャーナリストの小林哲夫さんによる『予備校盛衰史』が、NHK出版より2月10日に発売となります。

『予備校盛衰史』書影

「学問への入り口」としてかけがえのない役割を果たした事実を蘇らせる

「大学受験に失敗したら予備校に行けばいい」。かつては皆そう考えていたし、浪人生はドラマの主人公にさえなった……今は昔。なぜ、こうも変わったのでしょうか。本書は1970~90年代を「予備校文化」の黄金時代として描き、推薦・AO入試優勢の現代が見失った「学問への入り口」として予備校を捉え直します。

 ──だが、予備校とはいったい何なのか。

その成り立ちや性格についてはほとんど知られてはいない。そもそも日本の公的な教育制度は「六・三・三・四制」を基本枠組としていて、予備校の存在を想定していない。存在しないことになっていると言ってもいい。だが、受験生は、予備校がなければ、まず大学に合格することはできないのである。

本書「まえがき」より

■構成

まえがき

第一章 いま予備校はどうなっているか

第二章 草創期の興亡――明治から戦中期まで

第三章 拡大期の群雄割拠――戦後から最盛期まで

第四章 爛熟期の寡占・淘汰・発展――八〇年代から現代まで

第五章 予備校のアイデンティティ――その効用とトラブル

第六章 予備校文化とは何か――束縛をはね除けた不気味なアナーキスム

第七章  「文化」を創り出す人びと――駿台フォーラム・文教研・ベ平連

第八章 未来の予備校――少子化に向けたサバイバル

主な参考文献

あとがき

■著者

小林哲夫(こばやし・てつお)

教育・受験ジャーナリスト。1960年生まれ。『大学ランキング』編集長。著書に『神童は大人になってどうなったのか』(朝日文庫)、『改訂版 東大合格高校盛衰史』『京大合格高校盛衰史』(ともに光文社新書)、『ニッポンの大学』(講談社現代新書)、『中学・高校・大学 最新学校マップ』(河出書房新社)、『「旧制第一中学」の面目:全国47高校を秘蔵データで読む』(NHK出版新書)、『高校紛争 1969-1970』(中公新書)など。

■商品情報

『予備校盛衰史』書影

NHK出版新書755『予備校盛衰史』

小林哲夫 著

2026年2月10日発売

ISBN:978-4-14-088755-4

定価1,188円(税込)新書判 320ページ

ECサイト:https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000887552026.html

Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4140887559

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。