2026年3月24日(火)19:00~21:00(参加:有料・要予約/会場:デジタルハリウッド大学 駿河台ホール)
デジタルハリウッド株式会社のプレスリリース

日本初の株式会社による専門職大学院で、[SEAD(Science/Engineering/Art/Design)]4要素の融合をコンセプトとして、デジタルコミュニケーションを駆使し、社会に新しい産業や文化を生み出すリーダーを輩出するデジタルハリウッド大学大学院(所在地:東京・御茶ノ水、学長:杉山知之、以下本大学院)は、「AI Bricolage(ブリコラージュ) Session – Season 2」と題した公開セミナーシリーズを2025年11月より開催しています。
本セミナーシリーズは、全5回のセッション開催を予定しており、本学の福岡俊弘特命教授がモデレーターを務めています。これまでに、1st session「シナリオから映像への共創」、2nd session「創造の再定義とAI」を開催し、多くの方にご参加をいただきました。
2026年3月24日(火)の3rd sessionでは、クリプトン・フューチャー・メディア株式会社の伊藤博之氏と産業技術総合研究所の後藤真孝氏をゲストにお迎えし、「音楽の未来の共鳴」をテーマに開催いたします。
【開催趣旨】
生成AIなどの人工知能技術が飛躍的に進化し、あらゆる分野に影響を及ぼしています。一方で、これらの技術革新が人間の創作活動やクリエイティブな営みそのものにどのような意味を持つのか、またその意義や限界については、必ずしも一方的に好意的な評価だけでは捉えきれない複雑な問題が含まれています。本セッションでは、「人の創作、創作行為にとってAIは果たして意味をもつのか、もし意味を持つのであればどのような条件や限界の中でその価値が発揮されるのか」という問いに対し、映画監督、イラストレーター、音楽家、研究者など、様々な分野のクリエイターの視点から議論を深めます。
【3rd session 概要】
「音楽の未来の共鳴 -創造と知性の間」
生成AIの進展は、音楽制作の方法論そのものを再定義しつつあります。アルゴリズムは作曲にどこまで関与できるのか。人間の創造性は拡張されるのか、それとも再編成されるのか。本回では、音楽制作の実践と音楽情報処理研究の両面から、AIと創造性の関係を多角的に検証します。
前半は、クリプトン・フューチャー・メディア株式会社の代表としてデジタル音楽文化を牽引してきた伊藤博之氏が登壇。音楽の現場におけるAI活用事例を通じて、技術と文化の相互作用を論じます。
後半は、音楽情報処理研究の第一人者であり、産業技術総合研究所で音楽理解技術・音楽インタフェースの研究を推進してきた後藤真孝氏が登壇。音楽情報処理が切り拓く音楽体験の未来を論じます。
創造性・メディア論・AI表現研究に関心を持つ方にとって、必聴のセッションです。
■ゲストプロフィール
伊藤博之氏
クリプトン・フューチャー・メディア株式会社 代表取締役。DTM用音源・サンプリング素材の開発販売を基盤に事業を拡大し、2007年に歌声合成ソフト「初音ミク」を企画・展開。ユーザー参加型の創作文化を世界規模で形成し、デジタルネットワーク時代における音楽流通と創作エコシステムの再設計を実践してきた。近年はオンガラボ株式会社を通じて新たな音楽体験の研究開発にも取り組む。テクノロジーと創作文化の接点を実装レベルで切り拓いてきた実践者。新規産業功績で、2013年に藍綬褒章を受章。2016年よりNoMaps実行委員会委員長。2025年に著書『創作のミライ「初音ミク」が北海道から生まれたわけ』を刊行。

後藤真孝氏
産業技術総合研究所 上級首席研究員。博士(工学)。未来のメディアコンテンツ体験をより豊かにする技術の確立を目指し、音楽理解技術とそれに基づくインタフェース・サービスを中心とした音楽情報処理等の研究を34年間推進。音楽発掘サービスKiite (https://kiite.jp) 等を一般公開して研究開発中。早稲田大学 客員教授、筑波大学連携大学院 教授等を兼任。日本学士院学術奨励賞、日本学術振興会賞、市村学術賞、星雲賞等、国内外で77件受賞。2023年に編著書「音楽情報処理」を刊行。

■開催概要
日時:2026年3月24日 (火)19:00~21:00
会場:デジタルハリウッド大学 駿河台ホール(東京都千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティ アカデミア3F/JR「御茶ノ水」駅 聖橋口徒歩1分・東京メトロ「新御茶ノ水」駅 B2出口直結)
参加費:1,000円
定員:100名
申込:https://bricolage2-03.peatix.com
【シリーズ開催概要】
イベント名:デジタルハリウッド大学大学院×AI Bricolage Session – Season 2
~AIをめぐる連続セッション_駿河台会議 On the Creators’ Side~
開催期間:2025年11月~2026年7月(隔月開催・全5回)
会場:デジタルハリウッド大学 駿河台ホール
参加費:500円~2,000円(回によって異なります)
主催:デジタルハリウッド大学大学院
モデレーター:福岡俊弘(デジタルハリウッド大学大学院 特命教授)
【今後実施する予定のセッション】
4th session:2026年5月開催
テーマ: 「ビジュアルアートとAIとの対話」
ゲスト: 月神るな氏(イラストレーター)、平野友康(テレポート主宰)
デジタル技術の進化がイラストレーションやグラフィックデザインに開いた革新的表現の可能性と、AIによる自動生成がクリエイターの個性に及ぼす影響を、現場での実践例や体験をもとに深く掘り下げます。
5th session:2026年7月開催
テーマ: 「未来創作の逆理」
ゲスト: 武邑光裕氏(メディア美学者・予定)
生成AIが投げかける恩恵と試練の両面を見つめ直し、未来の持続可能な創作環境をどのように構築すべきかを探求します。創作現場の不確実性、倫理的ジレンマ、創作の本質を揺るがすリスクについて深い問題提起とともに議論します。
【本セッションの特徴】
・実践と理論の交差点: 現場で実際にAIツールを取り入れた事例や、その導入によって生じた意図しない影響、または限界について、クリエイター自身の体験や考察を共有します。
・多様な視点の融合: 異なるジャンルの専門家が集い、AIとの共存を前提としつつも、そのメリットだけでなくデメリットや倫理的・実践的な課題にも焦点を当てます。
・ブリコラージュ的アプローチ: 理論や設計図に基づく「設計」とは対照的に、その場で手に入るものを寄せ集め、試行錯誤しながら新しいものを作る「ブリコラージュ」の考え方を基盤とします。
・問いの再考: AIが一方的に創作活動を支援・補完する存在として捉えられる中で、「創造」とは何か、人間が創作する意味やその本質はどこにあるのかという問いを再定義します。
【お問い合わせ先】
デジタルハリウッド大学大学院 AI Bricolage Session – Season 2 事務局
メール:daigakuin@dhw.ac.jp
【デジタルハリウッド大学大学院について】
日本初の株式会社立の専門職大学院として 2004 年に開学。
超高度情報化社会においてデジタルコミュニケーションを駆使し、社会に変革を起こすリーダーを輩出すべく、創発的学究領域 SEAD(Science/Engineering/Art/Design)の4要素をバランス良く身につけ融合し、理論と実務を架橋する人材育成を行う。新規事業プランニングとプロトタイピングなど、院生のアイデアの実装およびスタートアップ支援により、「令和6年度大学発ベンチャー調査」(経済産業省)では全国大学中15位、私立大学中6位となっており、多数の起業家を輩出している。
本大学院では、本学在籍の院生・修了生の起業・事業支援に注力しております。デジタルコミュニケーション領域での産学協同研究にご興味をお持ちの方、本学への入学を検討されている方、また企業の皆様は下記よりお気軽にお問合せください。
【デジタルハリウッド大学大学院事務局】
TEL:0120-019-236 メール:daigakuin@dhw.ac.jp

