昨年12月に1週間限定で公開され、異例の全日満員となった自主映画が待望の全国順次公開へ
株式会社KOHSAKA Proのプレスリリース
映画『レンタル家族』(上坂龍之介監督)が、2026年7月31日より待望の全国順次公開決定!
本作は、2025年12月に新宿K’s cinemaで一週間限定上映された際、予約開始と同時にアクセスが集中しサーバーがダウン。自主映画としては異例の全上映回満員御礼を記録し、この度の全国公開へと繋がった。
偽りの「家族」が、崩壊しかけた「日常」を救う
孤独を抱える現代人と、家族のかたちを問い直す物語。
レンタル家族という一見風変わりなサービスを通して、登場人物たちが“演じること”と“本音”のあいだで揺れ動きながら、やがて心を通わせていく姿を丁寧に映し出した本作。赤の他人同士が「家族」を演じる中で、本物以上に深まっていく絆。「本当の絆とは何か」「家族の定義とは何か」を、静謐かつ鋭い視点で問いかける。
緻密な人物描写と俳優陣のリアルな演技などが高く評価され、第23回中之島映画祭でグランプリを受賞し、ハンブルグ日本映画祭(ドイツ)にノミネートするなど国内外の映画祭で多数ノミネートされた。

「“つながり”を演じることから、本当の絆が生まれることもある。」をテーマに描かれ、主演は荻野友里、監督は本作が初監督作品となる上坂龍之介氏が務めた。
【コメント】 五十音順
家族が定期的に入れ替わったりシャッフルしたら平和な世の中になるのではないか。
『レンタル家族』はその最初の一歩を描いた作品だと思いました。
全世界、レンタル家族が当たり前になるとよいなと思います。
まずは僕もレンタル家族をやってみたいです。 そして家族から優しくされたいです。
足立紳/映画監督・脚本家
彼女は、夫と娘が離れて行こうが、お母さんが自分を忘れようが、明るい笑顔を見せる。
今にもポキンと折れてしまいそうなギリギリの所で耐えている。真面目すぎるんだよ。でもこのすぎる所が愛おしい。
いまおかしんじ/映画監督・脚本家
10年ほど前、上坂監督はすでに「レンタル家族」の構想を話していた。
映画を見ていて、この“家族“はどうなってしまうのか。ハラハラしながら見ていた。それが途中から、もっと深く浸透してきた。
レンタル家族をすること。これってまさに、俳優そのものだと思った。
俳優部と演出が素敵すぎて、尊敬でしかない。
大崎章/映画監督
赤の他人から始まる「かぞくごっこ」が芝居の中で生々しい愛おしさを増していくグラデーションが素晴らしい。紙きれ一枚で人は他人から家族になり、また他人に戻る。記憶を失えば肉親すら関係値は他人になる。主人公・洋子が寄り添い続ける他人と家族の狭間には、確実に流れる透明のなにかがあった。それは愛か虚構か繋がりか。
上坂監督の目線はどこまでも優しく、慌てることなく、その透明を見つめている。
だからこそこの映画は意外な感情に着地して驚いた。観てよかった。
‥ってこれが初監督作品だって!?まじかよ上坂監督!!
平一紘/映画監督
レンタルできない、かけがえのないもの。それが家族。
教えてくれた素敵な映画。
武正晴/映画監督
主演の荻野友里さんのお芝居が素敵でした。
荻野さんと物語を歩んでいけたので、レンタル家族がリアルに感じられました。
津田寛治/俳優
とっても切ないのに後味は爽快!
どんなに笑って元気でいても、人には様々な苦い面もある。でも今を生きていくんだという強い意志があれば大丈夫なのよね、きっと!!
そして、お母さんの声が明るくて哀しみも薄らぐの。
“ご機嫌よう!”の精神で生きて行こうって改めて感じたわ!!
萬田久子/俳優
家族をレンタルするという題材によって、人はすべからく演技して生きていることを知る。
という「映画」のために、演技すべくレンタルされた「俳優」という職業の奥深さもまた知る。
三浦大輔/劇作家・演出家・映画監督
【本作監督コメント】
“これまでの人間関係の否定とこれからの人間関係の肯定”をテーマに描きました。
本当は心が通う大切な存在なのに
これまでの多数派が作った倫理観、常識的なものが邪魔をして
友達であるべき人が友達じゃなくなったり、恋人であるべき人が恋人じゃなくなったり
家族であるべき人が家族ではなくなったりしていることが現代では多いと思います。
出会い方、年齢の違い、ちょっとした違いが本来大切にするべき人間関係を邪魔していると感じます。
最近は人間関係のあり方が変わってきていると思いますが
それでもまだ本来大切にするべき人と人の繋がりを否定される瞬間があり
それを肯定したくてこの映画を制作しました。
上坂龍之介/映画監督




■ あらすじ
東京の会社に勤務する洋子(荻野)は仕事で多忙な毎日を過ごす傍ら、定期的に実家へ帰省をし、父・忠勝とともに認知症の母・千恵子のケアをしている。千恵子の症状は近頃進行が早く、洋子が数年前に離婚したことさえ忘れ、帰省の度に元夫と娘について聞くのであった。ある日、洋子は取引先の担当者から、「レンタル家族」というサービスを紹介され、体験レンタルを強く勧められる。 耳馴染みのないサービスに戸惑ってはいたが、断りきれない洋子はレンタル夫を家事代行として自宅に呼ぶ。派遣されたレンタル夫の松下豪と馬が合った洋子は、松下に千恵子のことを相談。すると松下は、自分を夫、知り合いの子役・安田朱里を娘として、家族を演じることを提案する。日々進行していく千恵子の認知症、不器用ながら千恵子を支えようと奮闘する忠勝、複雑な事情を抱えながらレンタル家族を担う松下と朱里。洋子は、自分を取り巻く“家族たち”と月日を重ね、新たな幸せのかたちに触れていく。
キャストには荻野のほか、駒塚由衣、黒岩徹、龍輝、中本りな、松林慎司、田崎礼奈、田中壮太郎、鈴木浩文、保田賢也らが名を連ねる。
■ 公開情報
2026年7月31日(金)より、新宿K’s cinemaほか全国順次ロードショー

