【テレビ大阪】「ドキュメンタリー7」2026年3月28日(土)午前11時~11時30分放送
テレビ大阪株式会社のプレスリリース
「目立たずとも私たちの生活に貢献している人たち」「社会的に弱い立場の人に寄り添い、一緒に歩む人たち」。日頃のニュース取材の中で見つけたそんな人々にスポットライトを当てたドキュメンタリー番組「ドキュメンタリー7」。第36回は、西日本初のアイスホッケーのプロチーム「スターズ神戸」代表、黒澤玲央さんに迫ります。
第36回『がんばれスターズ神戸!ー氷の上で歴史を刻めー』

激しいぶつかり合いの中で直径8センチほどのパックを運びゴールを目指す。「氷上の格闘技」とも言われるアイスホッケー。そのスポーツを西日本に根付かせるため日々奮闘するのが、「スターズ神戸」社長の黒澤玲央さん(43)。

「スターズ神戸」は去年5月、西日本初のアイスホッケープロチームとして誕生。その会社設立からたった1年で、韓国と東日本の5チームからなるアジアリーグへの初参入を果たしました。
日本での競技人口は野球の50分の1にも満たないアイスホッケー。マイナースポーツのため、実績のないチームを売り込むのは至難の業です。

元プロ選手だった黒澤社長。青森出身で、就職を機に関西へ。プロサッカーチームの営業なども経験しましたが、もともとどこかに属するより自分で何かやりたいと考えていました。その中で、趣味で続けていたアイスホッケーの社会人チーム「スターズ神戸」をプロチームにすることに至ります。

チームの営業とともに課題なのが、選手人数の確保。アイスホッケーは6人がリンクに立ちますが、体力の消耗が激しいため、1分程度で選手が入れ替わります。ですが、欲しいのは頭数ではなく、情熱のある選手だと監督は言います。

22人を揃え迎えた西日本初のホーム開幕戦。青のユニフォーム、スターズ神戸は果敢に攻めるも、連携がうまくとれず、失点を重ね敗北。多くのお客さんが詰めかけたものの、満員とはなりませんでした。

連携プレーが難しい理由に、約半数が外国人選手でありコミュニケーションに時間がかかること、さらに、チームの中心選手が普段の練習に参加できないという特殊な事情がありました。
その選手が矢野竜一朗さん(26)。身長183センチと大柄ながら、スピードも兼ね備えており、チームとしての日本人初ゴールもマークしました。

実は矢野さんは、北海道の旭川医科大学に通う4年生。平日は実習漬けのため、週末の試合のみチームに合流するため、練習に参加できないのです。

外科医である父の仕事ぶりを見て、医者の道を志した矢野さん。兄たちがアイスホッケーをしていた影響でアイスホッケー部のある旭川医科大学に進学。実は、プロチームの試験に合格し、大学を2年間休学していた時期もありました。
休学期間満了に伴い一度は引退を決断するも、スターズ神戸の発足により再びプロへの道への思いが強まりました。そこで、先に入団が決まっていた、兄・倫太朗さんがチームに話を通し、黒澤社長も「特例ではあるものの、他の選手の刺激にもなれば」と、勉強との両立の条件も理解してもらったうえで、チームに参加できるようになったのです。

「ホッケーが好きすぎる」という矢野さんは、西日本にアイスホッケーを広めたいと意気込みを語ります。「医学生との両立を心から尊敬している」と語る兄とともに、その夢を追いかけます。

なかなか結果が出ない中、迎えたシーズンラストゲーム。黒澤社長は集客につなげようと、リンクサイドまで下りられるほか、試合前の円陣にも参加できる特別チケットを販売します。
満員で、そして勝利で、西日本のリンクを熱く盛り上げることはできるか?
一度しかない人生に、道なき道を進む挑戦者たち。そのシーズンを追い掛けました。
番組情報
【タイトル】「ドキュメンタリー7」
【放送局】テレビ大阪
【放送日時】2026年3月28日(土)午前11時~11時30分
【番組HP】https://www.tv-osaka.co.jp/documentary7/
【放送後にTVerでも番組をご覧いただけます】https://tver.jp/series/sr9b4wa97m
【YouTubeチャンネルでは過去の放送を配信中】
https://www.youtube.com/playlist?list=PLXglZY9f1Kw3kt9JiwuO2qcXr4mKDt08P

