社会課題解決を目指す活動家のプレゼンで「ソーシャルグッド企業」を選出
特定非営利活動法人AYAのプレスリリース

病気や障がいのある子どもたち・医療的ケア児とその家族を取り巻く「体験格差」のない社会を目指して活動する認定NPO法人AYA(所在地:神奈川県横浜市、代表理事:中川悠樹)は、2026年3月5日に開催された「ICCサミット FUKUOKA 2026」におけるピッチイベント「ソーシャルグッド・カタパルト –社会課題の解決への挑戦–」で、4位に入賞したことをお知らせいたします。
ICCサミットの概要

Industry Co-Creation ® (ICC) サミットは、「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。毎回500名以上が登壇し、総勢1,200名以上が参加し、参加者同士が朝から晩まで真剣に学び合い、交流します。「ICC FUKUOKA 2026」は2026年3月2日~3月5日、ヒルトン福岡シーホークをメイン会場に行われました。
「ソーシャルグッド・カタパルト」は、ICCサミットの中でも特に注目度の高いイベントです。今回は、様々な社会課題の解決を目指す活動家10名が、各7分間のプレゼンテーションを行い、第一線で活躍する審査員39名の投票によって、最注目の「ソーシャルグッド企業」が選出されました。
■ ICC FUKUOKA 2026 開催情報
正式名称: Industry Co-Creation (ICC) サミット FUKUOKA 2026
略称: ICC FUKUOKA 2026
主催: ICCパートナーズ株式会社
製作総指揮: 小林 雅 (ICCパートナーズ株式会社 代表取締役)
開催日程: 2026年3月2日〜3月5日
開催場所: ヒルトン福岡シーホーク(メイン会場) など
次回開催日程: 2026年8月31日〜9月3日(ICC KYOTO 2026)
当日のプレゼンテーション
当日は、当法人代表理事の中川悠樹がプレゼンテーションをしました。下記の動画でご覧いただけます。(中川のプレゼンは1時間12分頃から)
https://youtu.be/qd1gQ_kZ8gw?t=4318
中川はプレゼンで、次のような内容を語っています。
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医療的ケア児・障がい児・難病児とその家族は、外出をできる場が限られている
医療的ケア児・障がい児・難病児は、日本の子ども1,400万人のうち少なくとも70万人、すなわち5%いるとされています。この子どもたちは、家族で外出をできる場が極めて限られているということが、調査によって明らかになっています。
AYAは、こうした状況に置かれている子どもたちと家族に”体験”を届ける活動をしています。
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AYAの「インクルーシブ映画上映会」の取り組み
AYAの役割は、全てのイベントに医療従事者が帯同し、事業者側にとっても子どもたち側にとっても安心できる環境を提供することです。
いま最も注力している「インクルーシブ映画上映会」では、1つのシアターを丸ごと貸し切り、照明は明るめ、音量は小さめに設定。声出しや立ち歩き、入退場をOKにすることで、医療的ケア児・障がい児・難病児とその家族が安心して映画鑑賞できます。
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AYAが大切にしている「体験」の価値
中川がAYAの活動を始めた原点は、幼馴染の「あやこ」という女の子の存在です。生後10ヶ月でかかった麻疹(はしか)が原因で、数年後に脳で再発し、10年の寝たきりを経て亡くなりました。彼女の母親は「もっといろいろな体験をさせてあげたかった」と悔やんでいます。彼女は大切な社会課題への気付きを与えてくれました。
AYAが何よりも大切にしているのが「体験」という価値です。病気や障がいを理由とした「体験格差」を解消することが、子どもたちと家族の未来への希望を紡ぐことにつながっていくと、私たちは信じています。

■中川 悠樹(なかがわ ゆうき)
2009年 京都大学医学部卒業。救急科専門医・外科専門医・JSPO公認スポーツドクター・医師会認定産業医・旅行医学会認定医・JDLA G検定/E資格。三井記念病院、横浜労災病院での消化器外科・救命救急センターでの勤務を経て、ドクターヘリ添乗医、離島医療などを実践。様々な活動を行いながら、2022年1月に任意団体AYAを立ち上げ、2023年6月にNPO法人化、代表理事就任。
認定NPO法人AYAの活動
AYAは、「医療的ケア児や障がい児とそのご家族に、スポーツ・芸術・文化を通じて世界観が広がる機会を提供する」というミッションを掲げ、2023年6月29日に法人を設立しました。
日本には約2万人の医療的ケア児[*1]、約90万人の障がい児[*2]、約25万人の難病児[*3]が存在し、彼らは日常生活に置いて様々な制約を受けています。医療的ケア児とは、日常生活及び社会生活を営むために恒常的な医療的ケア(人工呼吸器による呼吸管理、喀痰吸引その他の医療行為)を受けることが不可欠な子どものことを指します。社会全体で、医療的ケア児や障がい児の日常生活・社会生活を支援することが求められています。
AYAは、子どもたちやそのご家族が、病気や障がいを理由に諦めざるを得なかった体験を、安心できる形で届けたいと考えています。医師や看護師など医療従事者が全イベントに帯同し、「子どもが声を出したり、じっとしていられなくてもOK」「点滴・栄養剤の投与や、人工呼吸器などの医療機器を使用してもOK」という環境で映画を鑑賞する「インクルーシブ映画上映会」は、目標としていた全47都道府県での開催を2026年2月1日に達成。そのほか、スポーツ観戦や、小笠原諸島での海水浴など、さまざまな「ワクワクする“ひととき”」を届けてきました。
*1) 令和元年度障害者総合福祉推進事業 医療的ケア児者とその家族の生活実態調査 報告書
*2) 令和5年版厚生労働白書 資料編 「9 障害者保健福祉」 障害者福祉サービスに係る自立支援給付 詳細データ
*3) 日本財団 難病の子どもと家族を支えるプログラム 取り組みについて

■ 本件に関するお問い合わせ
団体名:認定NPO法人AYA
公式サイト: https://aya-npo.org/
公式SNS:

