公益財団法人 東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京のプレスリリース
公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京とNPO法人粋なまちづくり倶楽部は、「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2026」を令和8(2026)年5月16日(土)・17日(日)に神楽坂エリアで開催します。

江戸情緒とパリの雰囲気を併せ持ち、伝統と現代が融合する街、神楽坂。本イベントはこの街の路上や寺社境内などを舞台に、新進気鋭の若手から熟練の名手まで、第一線で活躍する演者たちの技を体感できる伝統芸能の祭典です。14回目を迎える今回は、伝統芸能にふれ、そして伝統芸能をもっと知りたくなるような、特別な時間をお届けします。



神楽坂のメインストリートをはじめ、毘沙門天善國寺や赤城神社の境内、能楽堂など街の至る所が舞台へと姿を変えます。そこで繰り広げられるのは講談、浪曲、義太夫節といった話芸や、箏、三味線、尺八といった伝統楽器の演奏など。プログラムの一つ「芸能道しるべ」では、能や日本舞踊における“流派による表現の違い”を見比べることで、“もっと知りたくなる”に応えます。さらに、笛や太鼓といった囃子とコンテンポラリーダンスの融合や、ギターやヴァイオリン、シンセサイザーなど西洋や現代の楽器との組み合わせなど、ジャンルを越えたコラボレーションを通して、伝統芸能の新たなアプローチを展開します。また、神楽坂を象徴する芸者衆による「お座敷遊び体験」、三味線の音色と共に路地をゆく「新内流し」など、この街ならではの粋な文化に間近で触れることができます。街の歴史スポットを巡るスタンプラリー、楽器演奏体験など、子どもたちも楽しめるプログラムも企画。幅広い世代の方が日本の伝統芸能を再発見できる2日間です。



アンバサダーにロバート キャンベル氏が就任
日本文化への造詣が深いロバート キャンベル氏が、引き続き「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2026」のアンバサダーとして就任。開催への期待を高めるティザー映像(後日公開予定)と、本イベントの魅力を語っていただく「アンバサダーメッセージ」を通じて、皆様を伝統芸能の世界へといざないます。
実施プログラム(予定)
5月16日(土)
〇ことほぎライブ
〇神楽坂楽座〜講釈場
〇芸能道しるべ
〇毘沙門天で“お座敷ライブ”
〇神楽坂路上界隈 新内流し
〇神楽坂路上界隈 城端曳山祭〈庵唄〉
〇毘沙門天・夜会
〇子ども広場
5月17日(日)
〇神楽坂楽座〜講釈場
〇神楽坂芸能めぐり 街角ライブ
〇神遊びライブ
〇神楽坂路上界隈 新内流し
〇神楽坂路上界隈 城端曳山祭〈庵唄〉
〇赤城神社 夕暮れライブ
〇子ども広場
〇神楽坂タイムスリップ スタンプラリー/歴史ガイド
〇弾いてみよう! 日本の楽器
※観覧は無料、一部プログラムで要事前申し込み。
出演
旬風、望月晴美[長唄、邦楽囃子]/常磐津和英太夫連中[常磐津節]/藤舎千穂連中[邦楽囃子]/
玉川奈々福、沢村まみ[浪曲]/神田梅之丞[講談]/田中奈央一[平家琵琶]/田辺銀冶[講談]/
観世九皐会[能]/弧の会(泉徳保、市山松扇、花柳榮輔、若柳吉優)[日本舞踊]/鈴木啓吾(観世九皐会)[ゲスト]/神楽坂芸者衆/上條充[江戸糸あやつり人形]/柳亭小燕枝[落語]/鶴賀若狭掾一門[新内節]/宝槌会[城端庵唄]/金刺由大[和太鼓]/桂小すみ[俗曲]/小湊昭尚、元永拓、大河内淳矢[オークラウロ]/マドモアゼル・シネマ[コンテンポラリーダンス]/シリル コピーニ[司会]/田辺いちか[講談]/竹本京之助、鶴澤賀寿[義太夫節]/国本はる乃、玉川鈴[浪曲]/宝井琴調[講談]/木場大輔[胡弓]/長須与佳[尺八、薩摩琵琶]/中井智弥[二十五弦箏]/一聲雅楽会(纐纈拓也[龍笛]、三浦元則[篳篥]、永井大志[笛])/セ三味ストリート[津軽三味線パフォーマンス]/丸一仙翁社中[江戸太神楽]/小山豊[津軽三味線]、小湊昭尚[尺八]、秋吉沙羅[笛]、大多和正樹[和太鼓]/現代散楽(太田豊[龍笛、サックス、お凜]、豊剛秋[笙、バイオリン]、坂本雅幸[太鼓]、林恒宏[語り])/邦楽二.〇(渥美幸裕[ギター]、長谷川将山[尺八])/藤山大樹[手妻]/駒田早代[民謡、津軽三味線]/清元成美太夫連中[清元節]/渋谷画劇団[紙芝居]ほか *順不同
プログラムや出演者などの詳細は公式ウェブサイト https://kaguramachi.jp/ や公式SNSで随時発表いたします。
※諸事情により内容を変更する場合がございます。
アンバサダーメッセージ

ロバート キャンベル(日本文学研究者/早稲田大学特命教授)
アンバサダーと言っても難しいことはしません。街ごとフェスティバルに変わる初夏の2日間、お昼から神楽坂に出かけて賑やかな表通りを散策。細やかな風情が待つ石畳を下り、路地をぶらぶら歩いてからメインストリートに戻り、風を感じながら向こう側の路に入ってくねくねとした探求の続きをします。
後ろから三味線の音色が聞こえれば足を止め、粋な新内流しをやり過ごさせます。角を曲がると江戸生まれ、現在は遠く富山県南砺市に伝わるお祭りの中で演奏され、三味線や篠笛の音色に合わせて歌われる庵唄の演者集団が近づいてきます。びっくりするほどこの街に馴染んでいます。
神楽坂は食事が美味しい街ばかりではありません。日本のあらゆる伝統芸能と深い縁があり、神楽坂まち舞台・大江戸めぐりでは重厚な能楽観賞から邦楽とコンテンポラリーダンスのコラボレーションまで繰り広げられています。地元の芸者さんのお座敷遊び体験から毘沙門天善國寺の夜会まで、五感を満たし、日頃のモヤモヤを確実に溶かしてくれます。私は夜会が終わるとワインバーに立ち寄ります。1日見聞きしたことを仲間と振り返り、良い気持ちで帰ります。
神楽坂の魅力
多くの地域が再開発によって変貌した東京において、神楽坂は江戸時代の地割りがほぼそのままに、石畳の路地などが残されてきました。神楽坂花柳界の発展とともに、芸事を重んじる歌舞音曲の師匠たちは神楽坂周辺に稽古場をもち、伝統芸能を継承してきました。また戦前にはいくつもの演芸場があり、話芸なども盛んに行われていました。戦後、神楽坂周辺には「パリの佇まいを彷彿させる」としてフランス人をはじめとした外国人が多く住み、従来の日本文化と調和・融合し独特の風情を生み出しています。昨今ではNPO法人粋なまちづくり倶楽部をはじめ、若い世代のボランティア(集団)や商店会、企業、各店舗などが互いに協力しながら、伝統芸能をはじめとした大小様々な文化イベントを数多く実施しています。多くの文化資産に溢れた神楽坂は、現在では国内外からも大きく注目を集める“まち”となっています。
開催概要
タイトル:「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2026」
開催日程:2026(令和8)年5月16日(土)、5月17日(日)
※雨天決行・荒天中止
実施会場:神楽坂エリア(毘沙門天善國寺、赤城神社、矢来能楽堂、白銀公園、神楽坂通りエリア内路上、歴史的名所旧跡 ほか)
参加費:無料(一部事前申し込み)
主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京/NPO法人粋なまちづくり倶楽部
助成・協力:東京都
共催:新宿区
後援:一般社団法人新宿観光振興協会
協力:東京神楽坂組合/毘沙門天善國寺/赤城神社/観世九皐会・矢来能楽堂/漱石山房記念館/東京理科大学/株式会社粋まち/神楽坂通り商店会/セッションハウス/雅楽協会/南砺市観光協会/SEION TOKYO/江戸東京ガイドの会/光照寺/圓福寺/あずさ監査法人/第一勧業信用組合 神楽坂支店/
EPSホールディングス/法政大学/芝浦工業大学/東京学芸大学E類表現教育コース/初台ウェルネスラボ/森のつみ木広場/セントラルプラザ/熊谷組/ロングランプランニング/オフィスヤマグチ/マインド
制作:有限会社古典空間
運営:認定NPO法人アークシップ
お問合せ:神楽坂まち舞台・大江戸めぐり事務局(古典空間内) 担当:小野木
TEL:03-5478-8265(平日10時~18時)
FAX:03-5478-8267
E-mail:contact@kaguramachi.jp
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※プログラムや出演者の詳細情報などは、公式ウェブサイトや公式SNSにて随時発表予定です。
※諸事情により内容を変更する場合がございます。

