韓国芸能界を舞台にした桐野夏生の最新長編『眠れぬおまえに遠くの夜を』、4月22日に発売!

月刊『文藝春秋』掲載時から話題沸騰の長編がいよいよ書籍化!

株式会社文藝春秋のプレスリリース

月刊『文藝春秋』で連載された桐野夏生さん待望の単行本最新刊、『眠れぬおまえに遠くの夜を』が、4月22日に株式会社文藝春秋(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:飯窪成幸)より発売されます。

◆作品概要

桐野夏生さんの最新作の舞台は、「韓国芸能界」。

K-POPや韓国ドラマが世界的に注目を浴び、大きな成功を収める一方、スキャンダルへの過剰な対応や契約問題など負の側面が話題になることも多い。

今作では、栄光の果てに転落を味わう男・ナダンを、演技派俳優・テミンのモノローグによって語る。

世界を股にかけ、その後芸能界から追放されたK-POPスター。その光と影、生と死――。圧倒的な彩度で描く、独白小説。

■書影について

装画・装丁は城井文平さん。地に引いた夜空は、黒い画用紙に錐で無数に穴をあけ、後方から光を照らした状態で撮影することで星たちを表現しました。一筋の流星とタイトルはホログラムの箔押しで、圧倒的な光を放ちながら落下してゆくナダンの姿を重ねました。

■著者からのコメント

今作は、「終わった男」と評されるナダンの転落劇ではあるのですが、実は視点人物であるテミンも変わっていきます。

ナダンもテミンも、芸能界のなかで「求められる役柄」を演じるなかで、自分を見失っていき、もともとの自分から乖離していく。

語るテミンと、語られるナダン、どちらもが変容していく二重構造ですね。

そしてそれは彼ら「芸能人」だけにとどまらず、一般社会に生きる我々もまたそうなのではないかと思います。

(インタビューより。インタビュー全文はこちら→リンク

◼︎著者プロフィール

桐野夏生(きりの・なつお) 
一九五一年金沢市生まれ。九三年『顔に降りかかる雨』で江戸川乱歩賞受賞。九八年『OUT』で日本推理作家協会賞、九九年『柔らかな頬』で直木賞、二〇〇三年『グロテスク』で泉鏡花賞、〇四年『残虐記』で柴田錬三郎賞、〇五年『魂萌え!』で婦人公論文芸賞、〇八年『東京島』で谷崎潤一郎賞、〇九年『女神記』で紫式部文学賞、『ナニカアル』で一〇年、一一年に島清恋愛文学賞と読売文学賞の二賞、二三年『燕は戻ってこない』で毎日芸術賞と吉川英治文学賞の二賞を受賞。一五年紫綬褒章受章。二一年早稲田大学坪内逍遥大賞、二四年に日本芸術院賞を受賞。『オパールの炎』『ダークネス』など著者多数。日本ペンクラブ会長。

◼︎書誌情報

書 名:『眠れぬおまえに遠くの夜を』

著 者:桐野夏生

定 価:2,200円(税込)

出版社:株式会社文藝春秋

判 型:四六判上製カバー装

発売日:2026年4月22日 

ISBN:978-4-16-392094-8

書誌URL:https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163920948

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