株式会社ポニーキャニオンのプレスリリース
マスタリングエンジニアの多田氏は、アナログ盤の魅力について「生々しさ、音の揺れによる臨場感がある」ことを挙げ、國吉氏は「アナログ盤はどんどんまた聴きたくなる音だと感じました。良い演奏や彼女の歌を今の方たちに聴いてもらえる機会を得たことが本当に嬉しい」と話すなど、その魅力を語り尽くしている。
この試聴会の様子は、2020年1月3日(金)に音楽サイト「Music Voice」にて公開される。
■Music Voice
https://www.musicvoice.jp/
更に「さよなら・夏休み」の編曲を務めた清水信之のコメントが到着した。当時のことを振り返りながら、違った視点から楽曲を聴くことのできる貴重なコメントとなっている。
<清水信之コメント>
【さよなら・夏休み】
この曲は竹内まりやさんのポップさが十二分に発揮されている曲なので
それをさらに若々しくする事をイメージしました
イメージがハッキリしているが故にそれを100%具体化するために
楽器(ストリングスセクション以外)を全部自分で演奏しました
結果としてそれが正解となり キラキラしたポップ感と切ない歌詞が
うまくブレンドされた作品になりました
当時はドラムの音が派手で大きいサウンドが流行っており
エンジニアさんもそれを目指したのですが
「歌詞の世界と全く違うから抑えてくれ」とリクエストしました
(それでも十分大きいですが 笑)
楽器のフレーズに関しては非常にオーソドックスな手法が多いのですが
逆に新しい機材で表現する事でオリジナリティが出せたと思っています
当時自分もまだ23歳くらいだったので
歌詞を見て「こんな青春に憧れる!」なんて思ったものでした
今でいう「リア充爆発しろ!」とも思ったのは内緒ですが 笑
ユッコちゃんは本当に賢い子なので
この曲もすぐに理解し 本当にいい歌のバージョンになったと思います
むしろ楽しんでくれてたという気がしますね
アルバムの1曲目にもしてもらい
本当に思い出に残っている曲です
レコーディングに参加させてくれた竹内まりやさん及び
プロデューサーの故渡辺有三さん 飯島美織さんにも
本当に感謝しています
■「岡田有希子 Mariya’s Songbook」サイト
https://ps.ponycanyon.co.jp/okadayukiko
コンピレーションアルバム「岡田有希子 Mariya’s Songbook」は、竹内まりやが岡田有希子に提供した全11曲(作詞のみ2曲)を1枚にコンプリート。「昭和」に彗星のように出現したアイドル「岡田有希子」。その歌声を、世代を超えて再評価してもらうために、「令和」の今、この時代に届ける。
CDアルバム盤「岡田有希子Mariya’s Songbook」は、オリコンウィークリーアルバムチャート(10/28付)初登場13位となり話題となった。本商品はCDアルバム盤とは表4ジャケットが別絵柄で、CDには掲載されなかった写真も多数使用されるなど、岡田有希子のすべてが詰まっていると言っても過言ではないほどの豪華仕様。完全生産限定で、受注締め切りは2020年1月9日(木)までとなっている。
・岡田有希子コンピレーション竹内まりや提供作品集「岡田有希子 Mariya’s Songbook」アナログLP重量盤
発売日:2020年02月26日発売
品番:PCJA.00082
価格: ¥3,800(本体)+税