主催:TBSラジオ・tbc東北放送・河北新報社、企画制作:OTTAVAで 「みんなでつくる復興コンサート2021」 実施が決定2021年3月7日(日) 宮城県名取市文化会館 大ホールで開催!!

株式会社TBSラジオのプレスリリース

 

 東北の美しい自然や街並み、多くの尊い命を奪った東日本大震災の発生から、まもなく10年となります。想像を絶する未曽有の大災害の中、仙台フィルハーモニー管弦楽団は、自ら被災しながらも、避難所や街角などで、被害に遭われた方々に寄り添い演奏活動を続けてきました。そんな仙台フィルの演奏活動を応援し、2012年より被災地の復興を祈念し続けてきたコンサート「つながる心 つながる力 みんなでつくる復興コンサート」の開催が、今年もKDDI株式会社の特別協賛のもと、決定しました。
 このコンサートは、10年に渡って「音楽の力による心の復興」をテーマに、たくさんの皆さんの応援を頂きながら実施して参りました。世の中の行動規範や価値観が大きく揺らぎ、人々の心に大きな不安が宿っている今、このメッセージが持つ「心の復興」は、「震災からの心の復興」のみならず、「新型コロナからの心の復興」という、より大きな意味を持つものになったと思います。
 「つながる心 つながる力 みんなでつくる復興コンサート」は、その名の通りこれまでずっと、ゲストや指揮者、演奏曲目など、コンサートを盛り上げるアイディアを広く募集し、みんなで一緒につくって参りました。今回はこの10年間に皆さんから頂いてきた、たくさんのメッセージを集め、未来に向かって新たな一歩を踏み出す“エール”となるようなコンサートを目指します。
 会場にお越しになることが難しい皆さんのために、今年はコンサートのオンライン配信も実施する予定です。「音楽の力」を通じて、仙フィルと共に「復興」への想いを繋いでいくコンサートにぜひあなたもご参加ください。

「つながる心 つながる力 みんなでつくる復興コンサート」の歩み(※敬称略)

第1回:世界中のトロンボーンニストによる東日本大震災チャリティープロジェクトから生まれた曲「A Song For Japan~日本に捧ぐ歌」管弦楽版を初演。
第2回:指揮者に青森県八戸市出身の松井慶太、ゲストに日本レコード大賞新人賞を受賞した岩手県大槌町出身の臼澤みさき、そして宮城県仙台市の宮城三女OG合唱団を迎え、東北のアーティストが集結。
第3回:仙台フィルと大きな支持を集めた海上自衛隊東京音楽隊のソプラノ、三宅由佳莉との夢の共演が実現。
第4回:指揮者に三ツ橋敬子、ゲストに田代万里生を迎え、クラシックとミュージカルの名曲を演奏する華やかなステージに。
第5回:高い歌唱力の持つ平原綾香をゲストに迎え、指揮者の岩村力と共に、名曲「Jupiter」ほか、力強く復興への想いを分かち合う。
第6回:ミュージカルを中心に幅の広い音楽シーンで活躍中の新妻聖子を迎え、その情熱的な歌声を轟かせた。
第7回:ミュージカル界のプリンス、井上芳雄をゲストに、気鋭のマエストロ、田中佑子を迎え、
息の合った2人が聴衆を魅了した。
第8回:大井剛史さんの誠実な指揮とゲスト半崎美子の心に響く歌声で、会場全体が涙に包まれた。
第9回:新型コロナウイルス感染症拡大のため中止

 東日本大震災より10年となる今回も 主催:TBSラジオ、tbc東北放送、河北新報社、企画制作:OTTAVAという体制で開催。また、復興コンサート2021特設サイト(http://minnadetsukuru.com )を11月16日から立ち上げ、このサイトを中心に、全国のリスナーの皆様から演奏曲目やゲスト候補など、“みんなでつくるコンサート”の情報を発信していきます。
 特設サイトでは、コンサートプロデューサーのOTTAVA斉藤茂氏による企画会議コラムや、仙台フィルハーモニー管弦楽団を応援するfacebookなど充実した内容で、地元・仙台のみならず、全国の皆様の想いが込もった “復興コンサート”を共につくって参ります。

【コンサート概要】
■コンサートタイトル:
つながる心 つながる力 みんなでつくる復興コンサート2021 supported by KDDI

■実施日 :2021年3月7日(日)
■実施場所:宮城県名取市文化会館 大ホール
■特別協賛:KDDI株式会社
■主催  :TBSラジオ / tbc東北放送 / 河北新報社
■企画制作:OTTAVA
■協力  :ビデオプロモーション
■演奏  :仙台フィルハーモニー管弦楽団

 仙台フィルは、1873年に市民オーケストラ「宮城フィルハーモニー管弦楽団」として誕生。翌年に初の定期演奏会を開催して本格的に活動を開始した。1983年4月から芥川也寸志が音楽総監督として現在の礎を築き、外山雄三音楽監督、パスカル・ヴェロ常任指揮者のもとアンサンブルに磨きをかけてきた。2018年度に飯守泰次郎が常任指揮者に就任、ドイツ音楽を中心としたレパートリーによりさらに音楽的深化を推し進めている。
 2011年3月11日に東北地方を襲った東日本大震災による影響で、仙台フィルは数ヶ月にわたり演奏活動を中止せざるを得ない状況となったが、「音楽の力による復興センター・東北」と協力し音楽を被災者のもとに届けながら絆をつなぐ活動を行い、2011年度エクソンモービル音楽賞洋楽部門本賞と渡邉曉雄音楽基金特別支援を受賞した。
 現在、仙台での「定期演奏会」(年間9プログラム)は2016年に第300回を数え意欲的な取り組みが高く評価されているほか、2001年から開催されている仙台国際音楽コンクールではホストオーケストラとして出演し、2006年秋からは毎年「仙台クラシックフェスティバル(せんくら)」でも広く市民に親しまれるなど、「杜の都」の音楽文化における中心的役割を担っている。

【コンサート特設サイト 概要】
■URL: http://minnadetsukuru.com  
■公開日: 2021年11月16日(月)16時

【コンサートプロデューサー】
斎藤茂(さいとうしげる / OTTAVAゼネラルマネージャー)
 

北海道札幌市出身。音楽番組のプロデューサーとして、東京のFM放送局勤務後、独立。
番組、音楽、コンサーなどの制作に携わる。
2007年、開局と同時にOTTAVAのミュージック・ディレクター、2014年、OTTAVAゼネラルマネージャーに就任。
 

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