ヴァイオリニストKumi Takahara、メイクアーティストAya IwakamiとのコラボMV『Chant』を発表。

Weltraum合同会社のプレスリリース

2月24日に東京の音楽レーベル〈flau〉からデビューアルバム『See-through』をリリースしたKumi Takahara (高原久実)。

5月6日に新たに公開された『Chant』のMVはKumi Takahara自身によって制作され、本人出演シーンではメイクアップアーティストAya Iwakami (岩上亜矢)とのコラボレーションが実現した。

 

 

Aya Iwakamiはニューヨーク・ブルックリンのアーティストCaro Junaのプロモーションや、沖縄のアーティスト伊舎堂百花のMVなどを手がけ、枠にとらわれない斬新なアイデアでメイクをアートとしてクリエイトする今注目の創作系メイクアップアーティストだ。

『Chant』MVのメイクを担当したAya Iwakami。『Chant』MVのメイクを担当したAya Iwakami。

彼女はこれまで押し花やボディペイントを使って鮮やかで大胆なデザインを考案してきたが、本作では煌めくグリッターのメイクアップを施している。

このメイクデザインは、Aya Iwakamiから見たKumi Takaharaのイメージから生まれた。彼女が持つ遊び心と透き通るようなピュアさを、宝石を散りばめたようなキラキラと輝くシースルーのグリッターで表現した。淡い印象の映像の中でこの瞬く光が、楽曲の引力を見事に強めている。

クラシック・現代音楽をルーツとした実験的なヴァイオリニストであるKumi Takahara。初のリリースとなるアルバム『See-through』の収録曲である『Chant』はピアノ、ヴァイオリン、声などの多重録音で作られており、The BoatsのAndrew Hargreaves (Tape Loop Orchestra)をゲストに迎えて完成された。タイトルの通り「祈りを捧げる詠唱」を思わせる教会的な響きをもった楽曲だ。添えられたのはYatafilmによって撮影された美しい夕日の風景。重ねられた淡いスクリーンでは残像が混ざり合い、日没が進むにつれて記憶が交錯するかのような感覚に陥っていく。儚くもまばゆい生命のゆらぎが映し出された、幻想的な作品となった。

瞼に光を纏い新たな扉を開いた彼女のMVをぜひチェック。

Kumi Takahara『See-through』
発売:2021年3月3日(水)
価格:CD 2,530円(税込)/ デジタル1,600円
レーベル:FLAU
仕様:CD / DIGITAL
※デジタル版は2月24日に先行リリース

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