SSFF & ASIA 2021 ショートフィルム『おばあさんの皮』出演予告編を本日解禁!松田美由紀さん、早乙女太一さん共同監督作品がラインナップ入り「Discover Beautyプログラム」も発表

株式会社パシフィックボイスのプレスリリース

米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭、ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)2021は、昨年より、日本博主催・共済型プロジェクトとして、世界中から集まるショートフィルムの特性を活かし、世界の美的感覚から日本古来よりある「侘び寂び」や「粋」に代表される日本人特有の美的感覚を探る企画を実施してまいりました。

その企画の一つ、「日本各地に眠る文化や昔話のエッセンスを含む短編ストーリーを創作し、短編映画化するプロジェクト」では、今年で10年となる東日本大震災で被害を受けた福島の民話「姥皮(おっぱの皮)」から生まれた短編小説「おばあさんの皮」(大前粟生 著)を原作に、同タイトルのショートフィルム(監督:井上博貴)を制作。本日、予告編を解禁いたしました。
本編は6月21日(月)午後9時より日本博特別サイトにて公開予定です。
URL:https://www.shortshorts.org/japanculturalexpo/

 

 

 

『おばあさんの皮』
19:56 / 日本 / ドラマ /2021
監督:井上博貴
原作:「おばあさんの皮」 (福島県の民話「おっばの皮」より着想)  大前粟生
キャスト:加藤小夏/浜野謙太/金澤美穂/片桐はいり/高橋惠子

あらすじ:「美人とかいわれるのが嫌だった」。
故郷の福島県三島町から上京する途中、立ち寄った土湯温泉で「おばあさんの皮」を手渡された京子。皮を被っておばあさんに変身し、気になる男性の心のうちを探ろうとするが……

なお、令和3年度日本博主催・共済型プロジェクトでは、 「Discover Beauty/美の発見」をテーマに、6月15日に配信開始となるシンポジウム(Discover Beauty シンポジウム~社会課題としての女性のエンパワメント)と連動し、女性監督の視点から「日本の美」を描くショートフィルムを集めた「Discover Beautyプログラム」を6月11日(金)~21日(月)までSSFF & ASIA オンライン会場にて配信、また、8月8日(日)~2021年8月16日(月)に開催の「SSFF & ASIA 2021 in Achi」にて上映いたします。プログラムには松田美由紀さんと早乙女太一さんが共同監督されたショートフィルム『祈り人』もラインナップしております。

ぜひご紹介、ご取材いただけますと幸いです。

令和2年度日本博主催・共催型プロジェクト特別制作ショートフィルム『おばあさんの皮』出演者・監督・原作者情報

 

​キャスト:加藤小夏

1999年、東京都出身。中学生の時に原宿でスカウトされ、 以後数多くのCMに出演。スカパー!連続ドラマ『I”s』で、 700人規模のオーディションを経て、 ヒロインの一人 麻生藍子役に抜てきされ連続ドラマ初出演を果たす。 また、W主演したWEB動画「春」が、 「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2018」の 「BRANDED SHORTS」部門において、「SUNRISE CineAD Award」を受賞。 現在は連続ドラマ初主演となる「取り立て屋ハニーズ」に出演中(dTVチャンネル・ひかりTV)

キャスト:浜野謙太
1981年8月5日生まれ。神奈川県出身。
バンド「在日ファンク」のボーカル兼リーダー。映画『婚前特急』への出演をきっかけに俳優活動も本格化し、主な出演作は映画『ディアスポリス -DIRTY YELLOW BOYS-』『闇金ウシジマくん Part3』『8年越しの花嫁 奇跡の実話』『おいしい家族』『くれなずめ』など。2021年前期朝ドラ『おかえりモネ』への出演、映画『夏への扉』『鳩の撃退法』の公開が控える。
 

キャスト:金澤美穂
1994年、神奈川県出身。2007年 TBS系愛の劇場『愛のうた!』で女優デビュー。 以後、テレビ、映画、舞台にて活躍中。代表作に映画「容疑者 X の献身」、 「心が叫びたがってるんだ。」、NTV「あなたの番です」、NHK連続テレビ小説「エール」がある。 2009 年 TAMACINEMA FORUMにおいて 第1回TAMA映画賞最優秀新進女優賞を受賞。 映画最新作は「哀愁しんでれら」 (2021年2月公開)
 

 

キャスト:片桐はいり
1963年、東京都出身。成蹊大学文学部日本文学科卒業。映画館・銀座文化劇場でもぎりのアルバイトをしながら俳優活動を開始。80年代より舞台を中心に、テレビ、映画へと活動の場を広げる。
近年は松尾スズキや小野寺修二の舞台にも多数出演し、ドラマでは海女さんや先生、拘りの有る研究者など七変化の個性派俳優として活躍している。また、現在も俳優業の傍ら、「映画への恩返し」として地元の映画館のキネカ大森で時々もぎりのボランティアをしている。最新作は映画「キネマの神様」(2021年8月6日公開)「愛のまなざしを」(2021年公開)
 

キャスト:高橋惠子
1955年、北海道出身。 1970年の「高校生ブルース」で関根恵子(旧芸名)で主演デビュー。 以後、テレビ、映画、舞台、CMで50年以上に渡り数多くの作品に出演。 映画の代表作に「TATOO(刺青)あり」(1982)、「花物語」(1989)、「ふみ子の海」(2007)などがある。 第3回 「朝日舞台芸術賞」 秋元松代賞(2004)、第62回 「毎日映画コンクール」 女優助演賞 (2008) 、第64回 「毎日映画コンクール」 田中絹代賞 (2010)など受賞歴をもつ。
 

監督:井上博貴
2009年に映画『パニック4ROOMS』で監督デビュー。 2017年新宿シネマカリテにて上映されたオムニバスホラー映画『狂い華』内の1篇、堀田真由主演『呪いうつり』の監督・脚本を担当。 またショートフィルム『痣』は、カンヌ国際映画祭「SHORT FILMS FROM JAPAN 2018」にて上映。 「SSFF&ASIA 2018」ジャパン部門、ベストアクトレス受賞ほか、国内外で高い評価を得た。 2019年にはCINEMA FIGHTERS PROJECT第3弾オムニバス映画『その瞬間、僕は泣きたくなった』内の1篇、 『魔女に焦がれて』の脚本&監督を務める。 2019年劇場公開「40万分の1」、2020年劇場公開「新卒ポモドーロ」「LOVE STAGE」の脚本&監督を担当。 2020年SSFF & ASIA クリエイターズ支援プロジェクト、剛力彩芽主演「傷跡」の脚本&監督を担当。
 

原作者:大前粟生
小説家。92年兵庫県生まれ。著書に小説集『のけものどもの』(惑星と口笛ブックス)『回転草』『私と鰐と妹の部屋』(書肆侃侃房)『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』『おもろい以外いらんねん』(河出書房新社)『岩とからあげをまちがえる』(ちいさいミシマ社)

「Discover Beauty プログラム」ラインナップ
昨年の「Discover Beauty プログラム」は、「世界の美」から「日本の美」について考える作品をセレクションし、その内容についてオンラインのシンポジウムも行いました。今年は、社会課題としての女性のエンパワメントに焦点をあて、映画業界で活躍する女性監督の作品を集めました。女性監督からの視点から「日本の美」を描くショートフィルムをぜひお楽しみください。
また、上記テーマに関連する「Discover Beauty シンポジウム」(6月15日配信)もぜひご視聴ください。
 

『祈り人』
監督: 松田美由紀 早乙女太一
出演:早乙女太一、清水舞手、SARO、木乃下真市、TRIQSTAR、Rin’(リン)、ヒダノ修一
29分 /日本/ダンスムービー/2021年/

日本では古来より人々の幸せを祈るためや、自分の身代わりとして人形が作られ,象徴として祭られていました。
「い の り」の語源は「い」は呼吸、生命であり 「のり」は事を宣べる。
つまり、祈りとは、呼吸を響かせ、生き抜くことであります。
心に火を燃やし呼吸を響かせ、自分自身と戦い、自分の行動を天に宣言する事なのです。人間の醜いものから、美しい人形が現れてきます。
この人形は神の象徴でもあり、自分の願いの姿でもあります。
人形は祈りのために、四季折々の自然の美しさの中で踊り狂い、風に舞う花の精、水の精、火の精を表現し、祭りに捧げる日本人の古来の姿を表現しています。

『七五郎沢の狐』
監督:すぎはらちゅん
14分/日本/アニメーション/2015年

函館東山の里山に棲む狐は、先祖代々七五郎沢の恵みを糧に暮してきたが、人間たちが医療廃棄物を沢に捨てるようになり、狩りをすることができなくなってしまった。やがて乳もでなくなり、子育てもままならず、母狐は里山を下りて人間の住む町へと向かった……
この物語はアイヌ神謡(カムイユカラ)の手法を一部に取り入れ、アイヌ語で制作されました。
 

第84回アカデミー賞短編部門ノミネート作品
『津波そして桜』
監督:ルーシー・ウォーカー

39分/ アメリカ/ドキュメンタリー/ 2011年

桜の花が咲く頃、東日本大震災の被災地も復興に向けて力強く歩み始める。日本の象徴的花である桜が持つ癒しのパワーと、人生のはかなさを詩的に綴ったドキュメンタリー。本作は、震災の年2011年9月に公開され、第84回アカデミー賞短編ドキュメンタリー映画賞にノミネートされた。
 

『ウィール・オブ・フェイト~映画『無法松の一生』をめぐる数奇な運命~』
 監督:山崎エマ
 出演:宮島正弘、白井佳夫、田村亮、太田米男
 ナレーション:リリー・フランキー  
 19分/ アメリカ・日本/ドキュメンタリー/ 2020年

二度にわたる検閲、主演女優の原爆死。本作は、『無法松の一生』の知られざる数奇な運命を紐解くとともに、宮島正弘撮影監督の修復にかける想いと、コロナ禍での国境を越えた修復に密着したドキュメント。
 

【ショートショート フィルムフェスティバル & アジア  2021 概要】
■映画祭代表:別所 哲也
■フェスティバルアンバサダー:LiLiCo(映画コメンテーター)
■開催期間:6月11日(金)~6月21日(月)
※オンライン会場は4月27日(火)~6月30日(水)
■上映会場:オンライン会場および
表参道ヒルズ スペースオー、
 iTSCOM STUDIO & HALL二子玉川ライズ、
渋谷ストリーム TORQUE SPICE & HERB,TABLE & COURT
赤坂インターシティコンファレンス(赤坂インターシティAIR)含む
都内複数の会場にて ※開催期間は各会場によって異なります
■料金:無料上映 / 無料配信 ※一部、有料イベントあり(予定)
※5月12日(水)より予約開始
■一般からのお問い合わせ先:03‐5474‐8844
■オフィシャルサイト: https://www.shortshorts.org/2021
■主催:ショートショート実行委員会 / ショートショート アジア実行委員会
※新型コロナウイルス感染拡大の状況により、本リリースに記載の内容は変更になる場合がございます。
新型コロナウイルス(COVID-19)および感染症対策のため、本映画祭では、ご来場の皆様へのマスクの着用・検温、咳・くしゃみエチケットご協力のお願いをするとともに、座席間隔の確保、スタッフのマスク着用、アルコール消毒液の設置、ドアノブ・椅子の消毒、定期的な換気を徹底し開催致します。その他の感染症対策につきましてはWEBサイトにて詳細を掲載致します。
 

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。