ドローン撮影などを駆使した高クオリティの映像美が限定公開中!特別展「聖徳太子~日出づる処の天子~」の会場内のみで公開されている散策映像「聖徳太子ゆかりの寺をめぐる」に注目。

テレビ大阪株式会社のプレスリリース

この展覧会で、訪れた人の注目を集めているのが、会場内で限定公開されている散策映像「聖徳太子ゆかりの寺をめぐる」です。テレビ大阪公式Youtubeチャンネルでダイジェスト版を公開。

 

大阪・四天王寺所蔵の作品を中心に、全国から集められた貴重な美術品の数々が並ぶ今回の展覧会。その魅力を映像の力を使い、より深く味わってもらうため、特別映像の制作がスタートしました。

企画コンセプトから総合的にプロデュースした大阪市立美術館の石川温子学芸員は、その狙いを次のように語ります。「大阪の聖徳太子ゆかりの寺院について、この機会にぜひ知っていただきたいと思い、作品の紹介ではなく、お寺の境内をメインとした散策映像を作りたいと企画しました。この展覧会では、四天王寺を中核に、河内三太子(叡福寺・野中寺・大聖勝軍寺)など、大阪の寺院が、太子信仰を長く担ってきたことを打ち出しています。展示と合わせて映像をご覧いただければ、より深い鑑賞体験をご提供できることと思います。」

 この狙いを実現するため、制作チームでは、撮影手法などについて検討を続け、ドローンなどを駆使して制作に臨みました。演出を担当した長江将樹ディレクター(テークワン)は、
「“お寺めぐり”を疑似体験して頂けるように主観映像を中心に構成しました。境内の伽藍や塔跡に関しては、地上からでは見られない配置の美しさ等も体感して頂けるよう、ドローンを使った俯瞰映像を多用しました」と演出プランを明かします。“主観映像”は、つまり映像を観た人が、さもその場所で実際に歩いているかのように感じてもらう狙い。一方、通常の視点では観ることのできない景観などを紹介すためには、俯瞰…つまり空中からの撮影が必要でした。各寺院さまのご協力の元、ドローンによる映像も駆使することで、多面的な映像作品に仕上げました。

また実際の撮影にあたった中橋伸豪カメラマン(テークワン)は、「建物、像を撮影する際 カメラワークをゆっくりしたりあえてFIX(静止映像)で じっくり観て頂けるように心がけました。」と現場での工夫を語りました。さらに「自分が学生のころ、授業の教科書に載っていた品々を撮影する貴重な機会。目の前にした時は感極まりました。」と、歴史を映像で伝えることの重みを実感したと言います、
 

なお、館内映像は、第一会場を出て左手。正面から入り、展覧会パネルの裏側で放映されています。そばには、ベンチもありますので、じっくりと座ってみることもできます。
 

観覧に訪れた多くの方が、足を止めて見入る姿もあり、日増しに注目が高まっています。

「聖徳太子 ~日出づる処の天子~」は、大阪市立美術館での会期は残りわずか(10月24日まで)ですが、期間中、展示作品の入れ替えもありました。映像作品にこめた狙いを改めて知って頂き、展覧会全体を堪能してください。
また展覧会のあと、映像で紹介した4つの寺院を直接訪れることで、太子信仰の広がりをさらに深く感じでいただけると思います。

 

 演出:長江将樹(テークワン)
「四天王寺、河内三太子には聖徳太子の軌跡が今も残っています。
1400年前にこの世を去った太子はどのようなお姿だったか。会場で展示作品と併せてご覧頂き、その理解に近付く手助けとなれば幸甚に存じます」

 総合プロデューサー:石川温子(大阪市立美術館学芸員)
「現代まで続く太子信仰は、「四天王寺」や「河内三太子」といった大阪に所在する寺院が守りつないできました。その点を、映像で感じて頂ければと思います」

 特別映像「聖徳太子ゆかりの寺をめぐる」
制作プロデューサー 増田尚志(テレビ大阪 事業開発センター)

千四百年御聖忌記念特別展「聖徳太子 日出づる処の天子」
https://taishi1400.exhn.jp/
https://www.osaka-art-museum.jp/sp_ev…
会期:2021年9月4日(土)~10月24日(日)
※新型コロナウイルス感染症の流行状況により、入場制限等を行う場合があります。 時間:午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日
※災害などにより臨時で休館となる場合があります。
観覧料(税込):一 般 1,800円  高大生 1,200円
※中学生以下、障がい者手帳などをお持ちの方(介護者1名を含む)は無料(要証明)。
※本展は、大阪市内在住の65歳以上の方も一般料金が必要です。

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