一般社団法人 日本音楽著作権協会(JASRAC)のプレスリリース
日本音楽著作権協会(JASRAC)は、2022年5月18日、2021年度の事業について報告しました。
使用料徴収額については、2020年度実績額比40億8千万円の増となりました。新型コロナウイルス感染症が社会・経済全体に依然として大きな影響を及ぼし、飲食店、カラオケ利用施設などでは厳しい状況が続きました。他方、急速に進んだデジタル化・オンライン化を追い風にインタラクティブ配信が好調を維持したことに加え、開催制限等が一部緩和された演奏会等も復調の兆しを見せたことなどから、全体としては2020年度実績額を上回り、2019年度に次ぐ過去2番目の実績額を達成しました。
分配額については、2020年度実績額比46億6千万円の減となりました。新型コロナウイルス感染症の影響により演奏等、通信カラオケ等が大きく減少した一方、インタラクティブ配信が好調を維持。全体としては、過去最高であった2020年度実績額には届かなかったものの、2019年度に次ぐ過去3番目の実績額を達成しました。
詳細は、添付資料をご確認ください。
JASRACは、今後もクリエーター・権利者への対価還元を通じて、音楽産業および音楽文化の発展に努めてまいります。
【資料】
2021年度の事業
https://www.jasrac.or.jp/release/pdf/22051801.pdf
■一般社団法人 日本音楽著作権協会(JASRAC)について
JASRACは作詞家、作曲家、音楽出版社等の権利者から音楽の著作権の管理委託を受け、音楽を利用する方々に利用を許諾し、その対価としてお支払いいただいた著作物使用料を著作権者に分配しています。1939年に国内初の著作権管理団体として設立され、80年以上にわたり、著作権管理のプロフェッショナルとして音楽文化の発展に向けた努力を続けています。
団体名 :一般社団法人 日本音楽著作権協会(JASRAC)
代表者 :理事長 浅石 道夫
本部所在地:東京都渋谷区上原3-6-12
設立 :1939年11月18日
URL :https://www.jasrac.or.jp
事業内容 :音楽の著作物の著作権に関する管理事業、音楽著作物に関する外国著作権管理団体等との連絡及び著作権の相互保護、私的録音録画補償金に関する事業、著作権思想の普及事業、音楽著作権に関する調査研究、音楽文化の振興に資する事業