『島ぜんぶでおーきな祭 第15回沖縄国際映画祭』【開催の結果報告】

吉本興業株式会社のプレスリリース

 「島ぜんぶでおーきな祭 第15回沖縄国際映画祭」 (主催:沖縄国際映画祭実行委員会 運営:㈱よしもとラフ&ピース)は、 4/15(土)16(日)の2日間で開催され、全ての日程を終了しました。

第15回目となる「島ぜんぶでおーきな祭」では、県内各所で映画作品上映やステージイベント、アート展、ソーシャルビジネスコンテストなど各種イベントを実施いたしました。

また、最終日となる4/16(日)には、那覇市の国際通りで「島ぜんぶでお~きな祭」のメインイベントとなる「レッドカーペット」が開催されました。前日の雨模様とは打って変わり太陽が照り付けるなか、沿道には、人気俳優やタレントをひと目見ようと多くの観客が集まり、開始前から大きな熱気に包まれました。さらに、昨年3月に開局した「BSよしもと」ではレッドカーペットが生放送され、全国のファンにもお楽しみいただき、会場のお客様もスマホでご覧いただけました。

レッドカーペットは琉装を身にまとった踊り手たちによる四つ竹で華やかに開幕。映画出演者、監督から、イベントに出演するアーティスト、41市町村の地元応援団、吉本芸人ら総勢711名が歩行し、華やかな姿を披露しました。レッドカーペットのトリには、かりゆしウェアを身にまとった桂文枝、西川きよし、大平サブローが登場。初めて参加する大平は、西川の隣でおもむろに黒縁眼鏡を取り出し、横山やすしになりきり、即興で“やすきよ漫才”を披露するなど、イベントを盛り上げてくれました。

開催期間中、報道各社様には多大なるご協力を頂きましたことを深く感謝いたします。 今回の開催について、主な結果を報告させていただきます。

島ぜんぶでおーきな祭 第15回沖縄国際映画祭
(英語表記 15th OKINAWA INTERNATIONAL MOVIE FESTIVAL)

■ 開催期間
2023年 4月15日(土)~16日(日)

■ 開催場所
那覇市   国際通り/桜坂劇場/タイムスビル1階エントランス
     テンブスホール/パレットくもじ交通広場/琉球新報ホール
北中城村 イオンモール沖縄ライカム
沖縄市  ミュージックタウン音市場/シアタードーナツ ほか
■ 主催  沖縄国際映画祭実行委員会
■ 運営  株式会社よしもとラフ&ピース
■ 実施コンテンツ
レッドカーペット、映画作品上映、ステージイベント(お笑い, 音楽, ダンス等)、ソーシャルビジネスビジネスコンテスト、アート展示、ほか

■ ホームページ   www.oimf.jp

 

  • 開催期間参加者数 約3万5000人

来場者数は、15日(土)16日(日)の映画祭開催会場で上映、イベントに参加頂いた方々の参加者の合計数が約35,000人となりました。

2009年にスタートした沖縄国際映画祭は、2015年より「島ぜんぶでおーきな祭」と改称、“映画・音楽・ダンス・お笑い・ファッション・アート・スポーツ”など、総合エンタテインメントの祭典として春の沖縄を代表する年間通してのイベントに成長しました。
今開催は、国際通りレッドカーペットを実施するほか、県内各所で映画作品上映やステージイベント、アート展、ソーシャルビジネスコンテスト、地元の魅力や物産を全国に発信するPR歌合戦イベントなど各種イベントを開催いたしました。

〔第1回約11万人(4日間)、第2回約38万人(8日間)、第3回約31万人(8日間)、第4回約41万人(8日間)、第5回約42万人(8日間)、第6回約38万人(5日間)、第7回約40万人(5日間)、第8回約35万人(4日間)、第9回約33万人(4日間)、第10回25万人(4日間)第11回30万人(4日間)、第12回 感染症拡大防止のためパネル展のみ実施。第13回 2万5千人※映画上映のみ〕、第14回 約1万8千人。

  • 上映作品(舞台挨拶)のご紹介

第15回目を迎える「島ぜんぶでおーきな祭」では、15周年の節目ということもあり県内外の多数の作品をご用意し、那覇市「桜坂劇場」、「テンブスホール」、沖縄市「シアタードーナツ」にて上映を行いました。
映画部門は「特別招待」「沖縄映画特集」「地域発信型映画」「特別上映」「クリエイターズ・ファクトリー」
「シアタードーナツ連携企画」の6つの部門に分けて29プログラム33作品を上映しました。

■ 映画上映作品本数
【劇場上映】
上映作品数:29プログラム33作品
内訳)
・特別招待作品  (12作品)
・特別上映作品  (6作品)
・沖縄映画特集 (8作品)
・地域発信型映画 (3作品)
・クリエイターズ・ファクトリー特集(2作品)
・シアタードーナッツ連携企画(2作品)

  • 沖縄タイムス創刊75周年記念
    ジミー大西 画業30年記念作品展 「POP OUT」 Pre-Exhibition

4月11日(火)から4月16日(日)までの期間、那覇市タイムスビル1階では画業30年を迎えた画家・ジミー大西による貴重な原画作品を展示する企画が開催されました。
本展は、沖縄県立博物館・美術館にて4月28日から開催される大規模個展「ジミー大西 画業30年記念作品展“POP OUT”」のプレエキシビションとして実施され、ジミー大西の原画作品を、ひとあし早く観覧することができる特別企画です。開催期間中は多くの人で賑わいました。
 

  • 島ラブ祭 ソーシャルビジネスコンテスト
    Powered by Yunus Social Business

4月15日(土)、那覇市の琉球新報ホールにおいてソーシャルビジネスコンテスト「島ラブ祭 ソーシャルビジネスコンテスト Powered by Yunus Social Business」が行われ、司会はガレッジセールとよすみが務めました。地域の課題に対しビジネスでの解決を目指すこのプロジェクトは、2022年1月から「島ぜんぶでうむさんラブ(島ラブ)」という名前でスタート。活動を通じて社会や地域の課題に取り組む輪が自然と広がる沖縄を目指しており、発足当初から大きく2つの意味で注目されました。そのひとつが、休眠預金を活用した事業であること、そしてもうひとつが2006年のノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユヌス博士の考え方に基づいた手法を取り入れたことです。

コンテストは観客の投票によって選ばれ、会場の観客の皆さんの投票により、安里裕子さんの「看取り沖縄」がグランプリ「島ぜんぶでうむさんラブ賞」に決定。人が最期を迎え、別れを交わす行為は素晴らしいものであり、いま、その大切な文化が揺らいでいるという問題を訴えたプレゼンテーションは、会場の多くの方にとって誰もが考えさせられるもので、多くの涙を誘いました。
安里さんには賞として恒例の熟成泡盛が贈られ、大盛況の中ビジネスコンテストは終了となりました。
 

  • 「島ぜんぶでお~きな祭ファンカード」概要発表記者会見

4月15日(土)、那覇市の琉球新報ホールで、「島ぜんぶでおーきな祭」公式クレジットカード発行の記者会見がガレッジセールの司会で行われました。このカードは「あなたの買い物が沖縄の課題解決につながる」というのが特長です。

よしもとラフ&ピースが主催する「島ぜんぶでおーきな祭」は、沖縄の魅力を発信する総合エンタテインメントの祭典であると同時に、沖縄の社会課題解決の取り組みにも力を注いできました。今回、1枚から発行可能な次世代型提携クレジットカード「Nudge(ナッジ)」を提供する金融ベンチャー企業、株式会社ナッジと共同で「島ぜんぶでおーきな祭ファンカードクラブ」を立ち上げ。クラブの会員証でもある「Nudge」のクレジットカードを使用することで、その利用額に付与されるポイントを沖縄の社会課題解決の応援にまわす仕組みをつくりました。

会見に出席したよしもとラフ&ピースの和泉かな社長は具体的な用途について、「子ども食堂の支援や子どもたちの遊びと学びの向上への活用を予定しています」と、まずは子どもの支援を中心とした社会課題の解決を目指すと説明しました。また、一般的にクレジットカードには審査があるため、アルバイトや学生が持てないケースもあり、ナッジの沖田貴史代表取締役も「意外にも若年層の所持率が低い」といいます。しかし、「Nudge」のクレジットカードはアプリから簡単に申し込め、AIなどを用いた独自審査と限度額を10万円と低く設定することで発行も柔軟に行われるため、比較的容易にVISAブランドのクレジットカードを手にすることができ、幅広い世代にキャッシュレスを広めたいという沖田代表取締役の社会課題解決の思いにも合致しました。

この発表に、地元財界の代表でもある沖縄国際映画祭協力会の安里繁信会長は、「企業活動を行う上で、働き手である若い人たちもその企業が社会貢献をしているかを重視しています。そういう意味でも消費することで自らの意思が示せるのですから、地元の思いももっと引き出せるのではないか」と期待を述べました。司会のガレッジセールのゴリも、いずれは自分のファンクラブのカードを作成したいと野心を述べるなど、「Nudge」のクレジットカードは活躍の幅が広がりそうです。
 

  • ラフピータウン

4月15日(土)・16日(日)の2日間、国際通りの玄関口・パレットくもじ前交通広場のステージでは、「劇団アラマンダ」によるワークショップやお笑いステージ、お客様参加型のカラオケステージやアイドルステージを実施。
また、国頭村・大宜味村・与那原町・八重瀬町・粟国村・奄美群島観光物産協会の特色ある物産販売や、企業ブースが立ち並び、様々な魅力・情報を発信する会場として、多くのお客様を笑顔にしました。
 

  • 歌い継ぐ沖縄の音楽記憶と記録

4月15日(土)、沖縄市「ミュージックタウン音市場」にて、『歌い継ぐ沖縄の音楽記憶と記録』が開催されました。このイベントは、本土復帰50年の沖縄を現代の視点でカタログ化するプロジェクトから生まれたコンピレーションCD「沖縄の音楽 記憶と記録 コンプリート CD BOX」の発売を記念したスペシャルライブです。徳原清文、金城恵子、前川守賢、ひがけい子♪シュビーズ、長嶺ルーシー、村吉茜、松原忠之、宜寿次光、伊藤幸太、安富祖貴子らが出演。沖縄を中心に活躍するアーティストたちが、沖縄で古くから歌い継がれる民謡の数々を披露しました。
 また、第2部は「歌い継ぐ 沖縄の音楽 記憶と記録」プロデューサー2名の対談からスタート。プロデューサーとして幅広く活躍する立川直樹は、今回生まれたCD BOXについて「普通はこういう全集だと時代やジャンル毎に分けて段階的に作るんだけど、このCDは時代もジャンルも関係なく作ってて、それが今回上手くいった一番の要因」と話します。それを受けて小浜司は「沖縄の歌ってジャンル分けされているようでそうじゃないですよね。根っこに三線の音色があって、そこからロックでありジャズでありと、まさにチャンプルー」と表現し、2人で沖縄民謡の魅力を語り合いました。最後は、出演者全員で沖縄の踊り、カチャーシーを。徳原の歌、前川の囃子に合わせて、客席でも手拍子や手踊り、中には立ち上がって踊り出すお客さんも。歌と三線と指笛、そして歓声が響く大盛り上がりのフィナーレとなりました。
 

  • ハイサイ!うた自慢まち自慢2023 島ぜんぶでお~きな祭スペシャル

4月16日(日)、那覇市の琉球新報ホールにて「島ぜんぶでお~きな祭 第15回沖縄国際映画祭」の最後を締めくくる「ハイサイ!うた自慢まち自慢2023 島ぜんぶでお~きな祭スペシャルsupported by 株式会社セブン‐イレブン・沖縄」が開催されました。沖縄県41市町村の首長または首長が指名する当該市町村の代表者が、地元の魅力や物産を全国に発信するイベントとして“歌”や“パフォーマンス”を競い合い、決勝に残った6市町村の代表者による地元のPR合戦が繰り広げられました。

西川きよしが司会を務め、ナビゲーターとしてガレッジセール(川田、ゴリ)と宮川たま子、また審査員としてシンガーソングライターのEPO、沖縄の演芸集団・FECオフィスの山城智二社長、大平サブロー、株式会社よしもとエリアアクション代表取締役社長の泉正隆が紹介され、次に本企画の発起人である前大宜味村長の宮城功光さんと沖縄国際映画祭実行委員長・吉本興業ホールディングスの大﨑洋会長が登場し、宮城さんの「全国市長村長のカラオケ大会がやりたいね。特産物のPRもできるし」との声がきっかけでイベントが始まったと紹介。「沖縄で映画祭のイベントとして開催されることは嬉しく、全国につなげたい」と思いを語りました。集計中は審査員のEPOが代表曲の「う、ふ、ふ、ふ」を歌うなど、会場を大いに盛り上げました。優勝は、二葉百合子の「関東一本〆」を歌唱した、八重瀬町の神谷たか子議会議長となりました。
スペシャルゲストとして桂文枝が登場。ウクレレで「月の夜は」を披露しました。最後は、今回のライブを盛り上げた出演者全員でカチャーシーを踊りながら2日間にわたって開催された「島ぜんぶでお~きな祭- 第15回沖縄国際映画祭」は幕を閉じました。

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。