一般社団法人 日本エンターテインメントクリエイター協会のプレスリリース
映画「カメラを止めるな」共同原作者であるワダリョウイチは、全世界で活躍する日本人クリエイターの『連携』を強化し若手クリエイターが世界へ進出しやすい環境を作るべく一般社団法人日本エンターテインメントクリエイター協会(所在地:東京都港区、代表理事:ワダリョウイチ、以下、JECA)を7月10日に設立いたしました。
- JECA立ち上げの目的と経緯
海外をで活躍するクリエイター同士の『連携』を強化することにより、世界中で活躍するクリエイターの活動拠点情勢や市場の情報交換をする場を設けクリエイターの全世界進出を支援することを目的としています。また世界中のクリエイターの『連携』を強化することで日本で活躍する若手クリエイターの世界進出を支援しやすくする環境を整えて参ります。
代表理事であるワダリョウイチは、今日までカナダ人落語家である桂三輝氏による「ブロードウェイRAKUGOロングラン公演プロジェクト」を始め、様々なエンターテインメントプロジェクトの海外進出に関わり、また自身のプロジェクトの海外展開を進めています。
様々なプロジェクトを通じ、ワダリョウイチは海外を拠点とするクリエイターと『連携』をすることで何年もかかる海外進出が数ヶ月で実現することを自身の肌で感じました。
そこで、海外で活躍するクリエイターとの『連携』を強化することで、難しいと思われている海外進出をもっと身近に出来るのではないかと思いJECAの立ち上げを決意しました。
- 法人概要
■法人名: 一般社団法人 日本エンターテインメントクリエイター協会
■英文表記:JECA(Japan Entertainment Creator Association)
■所在地: 東京都港区六本木3-16-8-203
■代表理事:ワダリョウイチ
■目的及び事業内容:
(目的)
当法人では、日本のエンターテインメントに関わる全てのクリエイターが、日本だけでなく世界で活躍するための知識と実力をつけ、実戦ベースで経験を積むことのできる機会を創出し、日本のエンターテインメントの発展に寄与する機関とする。
具体的に行う事業は下記とする。
(事業内容)
1.エンターテインメントクリエイターを育てるための人材育成
2.コンサルティング
3.各種イベント・セミナーの企画、運営
4.出版
5.著作権の管理等
- 代表理事 ワダリョウイチプロフィール
福島県出身/34歳
株式会社HAIRU-ENTERTAINMENT CEO
Creative Producer/演出家/脚本家
18歳よりエンターテインメントにおける活動を開始、様々な舞台やライブステージでの脚本・演出を担当。
近年ではビジネスイベントやフェスなどの演出も行い、”エンタメを活用した教育事業”も展開している。
同時に海外でのエンターテインメントビジネスを実際に体験しながら学ぶ。
2019年〜2020年、カナダ人落語家、桂三輝のブロードウェイ公演プロデューサーを務め、オフブロードウェイシアターアワードにノミネートされた。
現在、2020年秋アメリカにて公開予定のメディアミックス作品の第一部を制作、その後第二部、第三部を制作予定。
【設立の背景】
数年前僕は、ただただ自分の周りの狭い世界で生きている人間でした。
その世界が僕のエンターテインメントの全てであるとかん違いし、大きな失敗を経験しました。
そして仲間は離れ、かつて抱いていた自分の夢も見えなくなりました。
あれから数年。
失敗を糧に自分のスキル、経験値をあげるために視野を広げると、今まで見ることのできなかったたくさんのエンターテインメントが僕を待っていました。
この社団法人を立ち上げるにあたるきっかけとなったのは、僕がここ数年で体験した海外での経験を、数年前の、狭い世界で躍起になっていた自分に教えることができたらな、という思いからでした。
それまでの自分の常識は覆されるほどの予算感、ディールの交渉術、そしてエンターテインメントへのリスペクト。
これらは自分の作品を作るため、そして大切な著作の権利を守るために最も重要なことです。
全てが驚くべきもので、それまでの自分に後悔を覚えました。
もちろん、世界とは全世界のことで、先進国、発展途上国でエンターテインメントのあり方は全く違います。
それを教えてくれるのは、先駆者として各地で活躍する日本人たちだと思います。
色が無くなってしまった僕の世界にまた彩りを与えてくれたのは、広い視野でグローバルに活躍する日本人たちだったのです。
生まれた場所、育った環境、住む場所、作るコンテンツが違くても、同じ志を持つもの同士が手と手を取り合えば、きっと遠くまでいける。
僕はそう思います。
JECAで実現したいのは、そんなあたたかくて情熱に燃えている僕らの待ち合わせ場所づくりです。
ワダリョウイチ/Ryoichi Wada