公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団のプレスリリース
新型コロナウイルス感染症の影響で活動の場が減少しているアーティストへの支援として、これまでにない芸術の楽しみ方を提供する新しいステージがWEB上に誕生します。
横浜みなとみらいホールをメイン会場として、最新技術を用いた撮影方法によりアーティストのパフォーマンスを収録し、多様な動画コンテンツを制作、配信。誰もが好きな時間にコンサートホールを訪れ、自由に鑑賞することが可能になります。
今後起こりうる様々なリスクを想定し、柔軟に芸術表現や鑑賞のメディアを替えていく、新しいフェスティバルをぜひご体感ください。
- 概要
1.タイトル
横浜WEBステージ
2.期 間
2020年9月1日(火)~2020年2月27日(土)
3.配 信
横浜WEBステージ特設サイト(8月中旬以降にオープン予定)
4.エグゼクティブ・プロデューサー
新井鷗子(横浜みなとみらいホール館長)
新井鷗子(あらい・おーこ) ©平舘平
東京藝術大学音楽学部楽理科および作曲科卒業。NHK教育番組の構成で国際エミー賞入選。これまでに「読響シンフォニック・ライブ」「題名のない音楽会」「エンター・ザ・ミュージック」等の番組、コンサートの構成を数多く担当。東京藝大COIにて障害者を支援するワークショップやデバイスの研究開発に携わる。著書も多数出版されている。
東京藝術大学特任教授、洗足学園音楽大学客員教授。
横浜音祭り2013、2016、2019ディレクター。
5.出 演 者(一部・順不同)
川瀬賢太郎(指揮)、神奈川フィルハーモニー管弦楽団(管弦楽)、山田和樹(指揮)、横浜シンフォニエッタ(管弦楽)、石田組(弦楽アンサンブル)、﨑谷直人(ヴァイオリン)、阪田知樹(ピアノ)、浅井美紀(パイプオルガン)ほか
6.料 金
無料(ご利用には通信料が別途かかります。)
7.主 催
横浜みなとみらいホール(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)045-682-2020
https://mmh.yafjp.org/mmh/index.php
- これまでにない、新しい映像体験
クリエイティブ・ディレクター:田村吾郎(RamAil.LLC代表)
クリエイティブ・ディレクター 田村吾郎
東京藝術大学美術学部デザイン科卒業、同大学院博士課程修了。
RamAir.LLCでは代表兼アートディレクターとして各種デザインやブランディングなどを手掛ける一方で、オペラやコンサート、音楽祭の企画・演出も行っている。
世界最大のクリエイティブフェスティバルである、SXSWにNHKなどと出品した「8K:VR ライド」がグッドデザイン賞を受賞。
アート、デザイン、テクノロジー、経済、文化、教育、福祉などあらゆる領域を包括的かつ横断的に結び付け、新しい社会的価値の提案を実装を目指している。
360度カメラや小型広角カメラ、ドローンでまるで他の動物になったような、高解像度カメラではそこが現実世界であるかのような映像体験が可能になります。好きな時間に好きな目で自由に動画を鑑賞する、普段コンサートホールにお越しになるだけでは見られない新しい楽しみ方を提案します。
①魚の目
使用機材:360度カメラ
全周囲が見える魚になったような映像体験
ホールステージ上で円になって収録
②虫の目
使用機材:小型広角カメラ
虫になったような映像体験
グランドピアノの内部
③鳥の目
使用機材:ドローン
空を飛ぶ鳥になったような映像体験
ホール内上空からの空撮
④人の目
使用機材:高解像度カメラ
人間の空間視認知に近い映像体験
近距離での広角撮影