河出書房新社のプレスリリース
〈顔も名前も知らない。それでも、君に会いたい。〉映画『まだ見ぬ君へ』(配給:松竹)は2027年4月2日(金)全国公開!

株式会社河出書房新社(東京都新宿区/代表取締役 小野寺優)は、目の見えない依頼人の「副音声」として働く主人公・陽介と、函館に暮らす依頼人・望海(のぞみ)がひとつの視界を通して育む静かな愛の物語、大林利江子著『副音声 まだ見ぬ君へ』(河出文庫)を、2026年11月9日に刊行します。
本作は、大林利江子のデビュー小説『副音声』(2022年刊)に加筆・修正を施し、文庫化したものです。
また、本作を原作に、著者自ら脚本を手がけた映画『まだ見ぬ君へ』(配給:松竹)が、2027年4月2日より全国公開決定。
主演・松村北斗(SixTONES)、 共演・堀田真由、監督・山岸聖太という当代きってのキャスト、制作陣による映画化はすでに大きな話題を呼び、注目を浴びています。
原作小説『副音声 まだ見ぬ君へ』をぜひお読みいただき、映画『まだ見ぬ君へ』の公開を楽しみにお待ちください。
ひとつの視界を通して育まれる静かな愛の物語『副音声 まだ見ぬ君へ』

僕は単なる副音声。
それでも、君の世界に色をつけたい。
司法試験に落ち続け、引きこもり状態の僕は、ある日「副音声」にスカウトされる。
それは、目の見えない依頼人の視界を共有し、目の前の光景を機械的に伝える仕事だった。
感情は一切不要。だが、相手の視界に寄り添ううちに、僕は少しずつそのルールを越えていき……。
光を失った「彼女」と、未来が見えない「僕」。
ひとつの視界を通して、お互いの世界を彩り合っていく静かな愛の物語。
どうか、あなたが今、この瞬間も、笑っていますように──。
本作を映画化、『まだ見ぬ君へ』は来年4月公開!

映画『まだ見ぬ君へ』の主人公・陽介を演じるのは、今もっとも旬な俳優松村北斗(SixTONES)。そして、ヒロイン・望海を演じるのは、確かな演技力で高い評価を集める堀田真由。MV、CM、ドラマなど多彩なフィールドで存在感を放つ映像作家・山岸聖太が監督をつとめ、原作者・大林利江子が自身で脚本を担当します。
現在ひときわ光彩を放つ俳優陣、これまで多くの話題作を手がける制作陣が結集し、作り上げた映画『まだ見ぬ君へ』は、2027年4月2日公開です。
【作品概要】
タイトル:『まだ見ぬ君へ』
原作:大林利江子『副音声 まだ見ぬ君へ』(河出文庫)
主演:松村北斗
出演:堀田真由 ほか
監督:山岸聖太
製作:「まだ見ぬ君へ」製作委員会
製作幹事:松竹 テレビ朝日
制作プロダクション:ザフール
配給:松竹
公開:2027年4月2日(金)
©2027「まだ見ぬ君へ」製作委員会
▼公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/madaminukimie/
▼公式X:https://x.com/madakimi_movie
▼公式Instagram:https://www.instagram.com/madakimi_movie
▼公式TikTok:https://www.tiktok.com/@madakimi_movie
映画『まだ見ぬ君へ』キャスト、制作陣よりコメントが到着!
■松村北斗(陽介役)※単独主演
お話をいただいて、まず「副音声」という馴染みのある言葉でありながら、どのような内容なのか掴めない原作タイトルが非常に印象的でした。原作を拝読して、架空の物語でありながら「世界のどこかで本当にあったのではないか」と思えるほど、リアリティがあり、登場人物たちが懸命に生きる温かい世界観そのものに強く惹かれました。声と視界だけで繋がるふたりの微妙なすれ違いや、もどかしい距離感は、深く心を動かされると思います。
物語の結末を迎えたあとも、ふたりの未来や周りの人たちをずっと応援したくなるような作品になっていますので、ぜひ観ていただけたら嬉しいです。
■堀田真由(望海役)
初めて脚本を読ませていただいたとき、一筋縄ではいかない人と人との繋がりや、その中に宿る温もりを描いた優しい物語に心を打たれました。
これまでラブストーリーにはどこか気恥ずかしさを感じていましたが、この物語にはそんな気持ちを越えて飛び込んでみたいと思わせてくれる力がありました。
望海と向き合う日々の中で、目には見えないものを感じ、信じることの豊かさに触れながら、一つひとつのシーンを大切に紡ぎました。生きていれば、前を向くことさえ難しい日がどうしてもあると思います。そんなとき、誰かの何気ない言葉や優しさに救われることがあります。映画にも、そんな力があると信じています。
この作品が、観てくださる方の心に寄り添い、明日を生きる小さな力となれば幸いです。
■大林利江子(原作・脚本)
うまくいかないとき、自分で自分の世界に呪いをかけてしまうことがあります。
それでも誰かとつながることで、世界にもう一度色が差していく。そんな思いを込めた作品です。
すばらしいスタッフ、キャストの皆様のお力によって、この作品が映画化されることを大変嬉しく思い、心より感謝しております。物語を書いたのは随分前ですが、AIが大きく進歩した今だからこそ、伝わるものもあるように思います。函館の風景の中を歩くように、映画の世界を楽しんでいただけたら嬉しいです。
■山岸聖太(監督)
監督を務めました山岸聖太です。
ネットに触れれば見たくないものまで見えてしまい、どんなことも可視化されてしまう昨今です。だからこそ、視えないことが心を惹きつける。視えないから、より想う。そこから勇気を出して踏み出す一歩がお互いを高め合う。この二人の物語は、今の時代だからこそ描く意味があるのかもしれません。函館の儚い空気と共に、陽介と望海の行末を見守って頂けたら幸いです。そして、この作品で描かれる「副音声制度」が現実になることを心から願っています。
■貴島彩理(企画プロデュース)
今作は、助けてと素直に言えない頑張り屋さんたちが、助けてと“誰かに頼る強さ”を見つける物語です。
現代人は力を抜くのがへたくそで、自分を追い詰めてしまいがちです。人生を失敗したと感じたり、泣きたいのに涙の流し方を忘れてしまう人もいるはず。
でも深呼吸をして周りを見渡せば、味方でいてくれる誰かの存在に気付けるかもしれません。
肩の力を抜いて眺めたその場所は、意外にも愛に溢れているのではないでしょうか。
この映画が、まだ見ぬ“自分の素敵さ”に、気づくきっかけになれば嬉しいです。
著者紹介
大林利江子(おおばやし・りえこ)
第2回「TBS連ドラ・シナリオ大賞」グランプリ受賞を機に脚本家デビュー。テレビ、ネットフリックスなどでドラマ脚本を手がける。第23回「函館港イルミナシオン映画祭シナリオ大賞」グランプリ受賞作『副音声』を自ら小説化し、2022年に河出書房新社より刊行。
書誌情報
書名:副音声 まだ見ぬ君へ(河出文庫)
著者:大林利江子
仕様:文庫版/並製/336ページ
発売日:2026年11月9日
定価:968円(本体880円)
ISBN:978-4-309-42296-1
カバーデザイン:阿部ともみ(ESSSand)
カバーイラスト:ふすい
書誌URL:
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309422961/
※電子書籍も発売中です。
詳細は各電子書籍ストアにてご確認ください。

