カルチャヴィル合同会社のプレスリリース
ロンドン・ウエストエンドで満員御礼を記録してローレンス・オリヴィエ賞最優秀新作戯曲賞を含む3部門を受賞した舞台『ジャイアント』が、11/19(木)より劇場公開されます。

本作は、ロンドンでの大成功ののち、ニューヨーク・ブロードウェイでも上演され、本年度トニー賞で4部門にノミネートされて、ジョン・リスゴーが主演男優賞を受賞しました。
11/19(木)の劇場公開に先駆け、本作についてコメントをいただいた著名人には、今年トニー賞授賞式を放映した番組にナビゲーターとして出演した井上芳雄さんや宮澤エマさんや、本作のメインキャラクターである児童文学作家ロアルド・ダールの昔からのファンだというピーター・バラカンさん、カルチャーや社会を切り口に情報発信するアメリカ在住のジャーナリスト竹田ダニエルさんです。
「マチルダ」や「チャーリーとチョコレート工場」などでミュージカルファンにもお馴染みの作家ロアルド・ダール。
彼の作品から受ける印象とは異なる、知られざる一面に衝撃を受けました。
互いの人種、宗教、思想についての考えをあれほどまでにぶつけ合う衝撃。
そして、そのぶつけ合った言葉が最終的にはその人自身に返ってくる衝撃。
自分が信じるものと相手が信じるものが違う時に、結局何ができるのか。
「巨人」の真意と共に、自分自身にも問いかけられているような気がします。
井上芳雄(俳優)
数々の受賞も納得の、ジョン・リスゴーによる圧巻の演技。政治的批判と差別の曖昧な境界線を浮き彫りにし、表現の自由や偏見、芸術家の社会的責任など、現代にも通じる複雑な問いを観客に投げかける作品。
竹田ダニエル(ジャーナリスト)
演劇をそのまま映画として撮影し、実際にあったことを敢えてフィクション化している珍しい作品です。大人気作家ロアルド・ダールが1980年代に書いた書評に「反ユダヤ」と批判された発言がありました。当時から基本的に変わっていないイスラエルとパレスチナの事情をどう見るべきか、今も収まらない議論ですが、彼の発言について謝らせようとする出版社の人たちとの会話から、答えこそ出ないものの、深く考えさせられます。ジョン・リスゴーの名演は必見です。
ピーター・バラカン(ブロードキャスター)
今なお愛される名作を生み出した稀代の児童文学作家はウィットに富み、深い思いやりに満ちている人物でもあり、権力を笠に着て暴力的な言葉で攻撃する「巨人」でもあった。
話す相手によって次々と暴かれるロアルド・ダールの複雑な人間性を生々しく演じるジョン・リスゴーが素晴らしく、一言も聞き逃したくない台詞の応酬に頭も心も揺さぶられ続けた2時間20分だった。
最後のシーンのロアルド・ダールの台詞が史実で彼が発した言葉だと知り衝撃を受けた。
対話の先に理解や共存は本当にないのだろうか。これは個人的な話ではなく今を生きる私たちが直視しなくてはいけない現実でもある。
宮澤エマ(俳優)
<五十音順・敬称略>

『ジャイアント』は、世界的に有名な児童文学作家ロアルド・ダール(『チャーリーとチョコレート工場』)がその偉大なキャリアを揺るがすことになる実在のスキャンダルに着想を得た芝居です。それまで演出家として活躍していたマーク・ローゼンブラットが、劇作家デビュー作となる本作でローレンス・オリヴィエ賞最優秀新作戯曲賞受賞をしました。
本作では、トニー賞、ローレンス・オリヴィエ賞、ゴールデングローブ賞など多彩な受賞歴を持つジョン・リスゴー(映画『教皇選挙』、テレビドラマ『ザ・クラウン』)が作家ロアルド・ダール役で主演を務めます。
そのほかスタッフ陣には、英国を代表する演出家ニコラス・ハイトナー(『ミス・サイゴン』『ヒストリーボーイズ』)、舞台美術家ボブ・クロウリー(『コースト・オブ・ユートピア』『メリー・ポピンズ』)ら、英国演劇界を牽引する才能が集まりました。2024年9月にロンドンのロイヤル・コート劇場で開幕した本作はウエストエンドのハロルド・ピンター劇場での公演を経て、ブロードウェイのミュージック・ボックス劇場でも上演され、全公演完売という記録を残しました。公演時のレビューでは、5つ星の評価を数多く得ています。
★★★★★ THE TIMES
★★★★★ DAILY MAIL
★★★★★ MAIL ON SUNDAY
★★★★★ THE TELEGRAPH
★★★★★ TOBSERVER
★★★★★ THE MIRROR
★★★★★ TIME OUT
★★★★★ THE STANDARD
★★★★★ SUNDAY EXPRSS

あらすじ:
1983年の夏。児童文学作家のロアルド・ダールは著書『魔女がいっぱい』の出版を目前に控え、土壇場の修正作業に追われていた。そんなダールは、イスラエル軍によるレバノン侵攻を扱った本のレビューの中で反ユダヤ主義的な発言を行い、非難や脅迫の対象となっていた。周囲はこのスキャンダルの火消しに動き、彼に謝罪や修正を促そうとするが――
村上祥子さんのコラムはこちら:
https://www.culture-ville.jp/giantcolumn
私は、人生の危機に直面した複雑な人物、ロアルド・ダールという主人公を演じています。物語の舞台は40年前ですが、現代の出来事とも強くリンクしています。本作は、私がこれまでに出演してきた舞台の中で、最も観客に強い衝撃を与えた作品になりました。
ジョン・リスゴー(俳優)
■ 上映劇場 ★が追加劇場
北海道 TOHOシネマズすすきの 11/19(木)&11/22(日)の2日限定上映
東京 TOHOシネマズ 日比谷 11/19(木)〜11/26(木)
吉祥寺オデヲン 11/19(木)〜11/26(木)
イオンシネマむさし村山 11/20(金)〜11/26(木)
Morc阿佐ヶ谷 12/11(金)〜12/17(木)
神奈川 横須賀HUMAXシネマズ 11/19(木)&11/22(日)の2日限定上映
埼玉 イオンシネマ川口 11/20(金)〜11/26(木)
茨城 イオンシネマ守谷 11/20(金)〜11/26(木)
愛知 ミッドランドスクエアシネマ 11/20(金)〜11/26(木)
イオンシネマ豊田KiTARA 11/20(金)〜11/26(木)
大阪 TOHOシネマズ 梅田 11/19(金)〜11/26(木)
京都 京都シネマ 11/27(金)〜12/2(木)
福岡 TOHOシネマズ ららぽーと福岡 11/19(木)&11/22(日)の2日限定上映
熊本 熊本ピカデリー 11/20(金)〜11/26(木)
鹿児島 ガーデンズシネマ 12/5(土) &12/13(日) の2日限定上映

■ 作品概要
タイトル:ジャイアント
公開日 11/19(木)
作 マーク・ローゼンブラット(ローレンス・オリヴィエ賞最優秀新作戯曲賞受賞)
演出 ニコラス・ハイトナー(舞台『ヒストリーボーイズ』などでトニー賞を2回受賞)
装置・衣裳 ボブ・クロウリー(ミュージカル『メリー・ポピンズ』などでトニー賞を7回受賞)
照明 アンナ・ワトソン
音響 アレクサンドラ・フェイ・ブレイスウェイト
製作 ロイヤル・コート劇場(ロンドン)
出演
ジョン・リスゴー/ ロアルド・ダール役
アヤ・キャッシュ / ジェシー・ストーン役
リチャード・ホープ / ウォーリー・ソーンダーズ役
テッサ・ボナム・ジョーンズ / ハリー役
エリオット・リーヴィー / トム・マシュラー役
レイチェル・スターリング/ フェリシティ・クロスランド役
上映時間: 2時間5分
映画コピーライト:© Giant West End Ltd 2025
鑑賞料金:一般3,200円、学生・障がい者2,800円
日本劇場公開HP:https://www.culture-ville.jp/giant
配給:カルチャヴィル合同会社
