株式会社MotionGalleryのプレスリリース
演劇の聖地、ライブハウスの聖地、サブカルの聖地、飲み文化の聖地…etc
さまざまな文化が深く根付く下北沢にミニシアター誕生
シモキタ エキマエ シネマ「K2」
- 2011年11月8日よりクラウドファンディングを開始。目標金額300万円後現在も更新中(クラウドファンディングは1月31日23時59分まで)。
- クラウドファンディングページ:https://motion-gallery.net/projects/k2-cinema
■様々な文化と接合し時代を超える価値を街に発信
下北沢駅南西口直結 小田急線「東北沢駅」~「世田谷代田駅」の地下化 に伴い、全長約1.7kmの路跡地を開発して生まれた新 しい“街”である下北線路街に、オープンする”まちの ラウンジ”「(tefu)lounge」(テフ ラウンジ) 。 下北沢駅の2Fに誕生した商業施設「シモキタエキウ エ」 にも直結するこの「(tefu)lounge」の2Fに映画 館「K2」は誕生します。 同じ2FのK2の隣には、カフェが入居し、映画館の コンセッションとしても連動してまいります。
入口すぐにチケットカウンターを設置
数は71席(うち2席は車イス受入れ可)
- 【シモキターエキマエ-シネマ『K2』概要】
・スクリーン数:1スクリーン
・席数:71席(内2席は車椅子受入可)
・オープン日:2022年1月20日(木)
・所在地:東京都世田谷区北沢2-21 tefu lounge 2F (シモキタエキウエ直結)
■K2が目指す新しい映画館のかたち
「K2」をオープンするにあたり、まずは「下北沢」という街で活動する人々を第一に考え、新旧老若男女内外など様々なバリアを取り払いつつ、多種多様なそれぞれの文化が好きな人達が集う、結節点のような映画館となることを目指しました。同時に、映画館を”共有地”とすることで消費者ではなく当事者を増やし、地域に寄り添った文化アプローチのまちづくりの起点にもしていきたいと考えています。
そして、そんなビジョンの実現には「質の高いコミュニケーションの創出」が必要であるという観点から『K2』は”学びを共有する場所”になることを目指します。 多種多様な文化が混じり合う映画の、そんな多様な側面に光を当てて「学び」を、映画館として発信・共有するようなチャレンジをしてまいります。映画そのものだったり、その作品に内在している映画の歴史だったりを紐解きながら、よりその作品やその背景文化などを理解したり、コミュニ ケーションすることで、映画体験の楽しさを増やすような取り組みを展開してまいります。
- 雑誌「MAKING」の発刊
「K2」で上映する作品の多様な面白さや背景を深堀りする雑誌「MAKING」をほぼ隔月で発刊し、映画文化を通じた”学び”自体を広めていくことにチャレンジします。
- オンラインスクリーンでの特別上映プログラム
それぞれの作品には、それぞれの映画史が詰まっています。「K2」で上映する作品の関連作品や、同時にみることで新しい意味が生まれる様な作品を、「K2」でセレクションし、オンライン配信していきたいと考え ています。 下北沢「K2」で映画を見た上で、お家でもオンライスクリーンの「K2」で更にその作品の世界観や映画体験を拡げていく。そんな体験と学びを提供していきたいと考えています。
■2つのDXへの取り組み
「K2」では、コロナ禍の中に新しく生まれる映画館だからこそチャレンジできるオンラインとのハイブリットによる新しい映画館の形を模索してまいります。大きく2つのDXに取り組んで参ります。
- 〈バーチャル スクリーン 『Reel』〉
映画館で実際に上映されている期間に限り有料でオンライン鑑賞できる、劇場同時配信の仕組み『Reel』。その売上の一部は、その作品を上映している各劇場に均等に配分します。オンライン上映で発生する利益を、デジタルが浸透している都市だけでなく地方の劇 場にも等しく分配することで、日本全体の映画文化を担保し続けようとするアクションであり、リアルとバーチャルでの映画鑑賞の体験を、相互に補完する狙いもあります。この『Reel』は我々INCLINEが運営するサービスでもある為、『Reel』に第一回作品は、 『K2』のこけら落とし上映作品でもある、第71回ベルリン国際映画祭にて銀熊賞(審査員グランプリ)を受賞した濱口竜介監督「偶 然と想像」です。『K2』ではこの『Reel』の取り組みと連動していくことで、持続可能な劇場公開の選択肢を、全国の映画館の皆様 と一緒につくって行きたいと考えています。Reel参考URL:https://reel.lumiere.theater/plays/f81ab053125167ec3b747cf8d77f45ce066d6578
- 〈ベーシック インカム 『BASIC』〉
ベーシック・インカムプラットフォーム『BASIC』を使った、『K2』のファンコミュニティーを立ち上げたいと考えています。『ミニ シアター・エイド基金』の次の支援の形として、ストック型で持続的な支援につながる月額参加型のコミュニティーを通じて、より深い『K2』のファンになっていただき、皆様の映画体験をより豊かにしていくためのアクションを行っていきたいと考えています。 コロナによって、映画館というリアルで体感ができる場所の重要性の再認識が進んだ一方で、まだまだ行きづらさを感じる方々もいらっしゃるなかで、オンラインの仕組みを活用し、オフラインの場所の永続的な発展に多くの方にご参加頂きたいと考えています。BASIC参考URL:https://basic.motion-gallery.net
- 上映スケジュール
■1月20日~
「偶然と想像」/監督・脚本 濱口竜介(2021年/121分)
公式サイト https://guzen-sozo.incline.life/
「濱口竜介監督特集上映 言葉と乗り物」
‐「何食わぬ顔」(2003年/ long version 98分 )
‐「PASSION」(2008年/115分)
‐「永遠に君を愛す」(2009年/58分)
‐「THE DEPTHS」(2010年/121分)
‐「親密さ」(2011年/136分)
‐「なみのおと」(2011年/142分)
‐「なみのこえ 気仙沼」(2013年/109分/酒井耕、濱口竜介共同監督)
‐「なみのこえ 新地町」(2013年/103分/酒井耕、濱口竜介共同監督)
‐「うたうひと」(2013年/120分/酒井耕、濱口竜介共同監督)
‐「不気味なものの肌に触れる」(2014年/54分)
‐「ハッピーアワー」(2015年/317分)
‐「天国はまだ遠い」(2016年/38分)
■1月20日~1月23日
「ドロステのはてで僕ら」脚本 上田誠・監督 山口淳太(2020 年/70分)
公式サイト:http://www.europe-kikaku.com/droste/
■1月24日~2月3日
「映画:フィッシュマンズ」/監督 手嶋悠貴(2021年/172分)
公式サイト: https://fishmans-movie.com/
■2月4日~
「鈴木さん」監督・脚本 佐々木想(2020年/90分)
公式サイト:https://suzukisan-movie.com/
- 『K2』運営主体:Incline(インクライン)
MOTIONGALLERYをはじめ5社が一つになって映画やアートなどを企画プロデュースしている団体で、昨年公開した『スパイの妻』(第77回ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞受賞)、『偶然と想像』(第71回ベルリン国際映画祭銀熊賞受賞)、『鈴木さん』(第33回東京国際映画祭「東京プレミア2020」選出)は、Inclineメンバーによるプロデュース作品です。『スパイの妻』以外は配給も行っています。
昨年の「ミニシアター・エイド基金」にもInclineメンバーであるMOTION GALLERY代表・大高も発起人として参加しました。その際、応援のリターンのために、多くの映画作家の方から限定でご提供いただいた映画作品を鑑賞できるようにした配信プラットフォーム「サンクス・シアター」は、Inclineの1社「株式会社ねこじゃらし」の開発です。昨年末には、その「サンクスシアター」の発展型として、劇場公開予定の『偶然と想像』の配給に合わせ、ミニシアターでのリアルの映画館上映とオンライン配信の共存を目指すバーチャル・スクリーン『Reel(リール)』という配信サービスをリリースします。
Inclineはこのような活動を通し、作品作りだけではなく、土壌となる環境づくりにも取り組んできました。古いものへはリスペクトを示し、新しいものへはフラットに接しながら、未来に価値を残せる状況や価値そのものをつくっていくことを目指しています。
2Fは小田急線下北沢駅 南西口に直結
MOTION GALLERYは、みんなの共感をパワーに、社会に新しい体験・価値観をもた らす創造的なプロジェクトを実現するクラウドファンディング・プラットフォームです。
https://motion-gallery.net//
▼Podcast https://propo.fm/motiongallerycrossing