株式会社エクシングのプレスリリース
株式会社エクシング(本社:名古屋市瑞穂区、代表取締役社長:水谷 靖)とKDDI(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:髙橋 誠)は、新型コロナウイルス感染症対策の強化を目的に、画像認識技術を用いた来店者の体温測定や、展示デモ機の接触検知などスタートアップ計7社の技術を採用しました。
新しいサービスを推進するスタートアップとともに、各業種において豊富なアセットやノウハウを有するパートナー連合と連携して、社会にインパクトのある新たな事業の共創を目指す事業共創プラットフォーム「KDDI ∞ Labo」。当社は、このプラットフォームに「JOYSOUNDコンテンツ配信プラットフォーム」や「カラオケ店舗」などのアセットを提供しています。
本取り組みは、そのパートナー連合46社が共創環境(保有施設・開発環境)や専門分野に関するデータ・知見などの自社アセットをスタートアップに提供し、新型コロナウイルス感染症の影響下におけるスタートアップの事業継続を支援する「MUGENLABO支援プログラム 2020」の第1弾として、スタートアップの新規商材開発や技術採用事例創出に貢献するものです。
1.au IKEBUKURO(KDDI直営店)の取り組み
(1)概要
KDDI直営店では、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、消毒液や販売スタッフへのマスク配備による衛生管理の徹底や、受付カウンターにパーテーションを配備することで飛沫感染を防止するなどの取り組みを実施しています。今回、来店されるお客さまと働く従業員のさらなる安全確保を効率的に実施することを目的に、来店されるお客さまの体温測定の自動化や、展示デモ機の消毒を効率化する取り組みなどを行います。
(2)詳細
住所:東京都豊島区東池袋一丁目14番1号 池袋スクエア B1/1F
期間:2020年8月18日から
※ソリューションにより、設置期間は異なります。また、そのほかKDDI直営店にも設置を予定。
採用技術
①画像認識技術を用いた体温測定器をエントランスに設置し、お客さま入店時の検温を自動化
Idein株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:中村 晃一)および伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長: 柘植 一郎)
②エッジAIカメラを端末展示スペースに設置し、店舗内の密検知や除菌清掃が必要な端末を検知
AWL株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北出 宗治)
③紫外線照射ロボット「UVバスター」による、夜間の店舗内除菌清掃の自動化
株式会社ファームロイド(本社:東京都板橋区、代表者:飯村 一樹)
④紫外線除菌ケースにてお客さまのスマートフォン端末の除菌
GREEN UTILITY株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:李 展飛)
⑤デジタル技術を使った知育体験ツールをキッズスペースに設置
株式会社プレースホルダ(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:後藤 貴史)
2.JOYSOUND 池袋西口公園前店の取り組み
(1)概要
エクシングの子会社であるスタンダードが運営するJOYSOUND直営店では、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、利用する部屋やマイクなどの設備の衛生管理の徹底や、余裕のある広さの部屋への案内・収容人数の50パーセントまでの入室人数を制限するなどの取り組みを実施しています。今回、JOYSOUND池袋西口公園前店では、来店されるお客さまと働く従業員のさらなる安全確保を効率的に実施することを目的として、受付時にお客さまの体温測定とロボットによる新型コロナウイルス感染予防に関する呼びかけを行うほか、対象のカラオケルーム内にマイクを除菌するための紫外線除菌BOXを設置します。スタートアップのソリューションは試験的に導入を進め、効果検証の上、本格導入を検討します。
(2)詳細
住所:東京都豊島区西池袋1-10-8 サングロウビル (受付6F)
期間:2020年8月18日から
※ソリューションにより、設置期間は異なります。
採用技術
①画像認識技術を用いた体温測定器「ネツミル」をエントランスに設置し、お客さま入店時の検温を自動化
株式会社ネツミル(本社:東京都世田谷区、代表取締役:盛安 大)
②コミュニケーションロボ「Kebbi Air」をエントランスに設置し、新型コロナウイルス感染症拡大防止の取り組みや設備・サービスに関する質問を人を介さず自動で応答
株式会社QBIT Robotics(本社:東京都千代田区、代表取締役社長&CEO:中野 浩也)
③紫外線除菌BOXにてカラオケルーム内マイクの常時除菌
GREEN UTILITY株式会社
エクシングは、事業共創プラットフォーム「KDDI ∞ Labo」へ参画し、リアルな場や顧客接点を提供することで、スタートアップの事業を支援し、社会にインパクトのある新たなビジネスの創出につなげていきます。
(参考)MUGENLABO支援プログラム 2020について
新型コロナウイルス感染症の影響下のスタートアップを支援するプログラム「MUGENLABO支援プログラム 2020」は、パートナー連合が提供する多種多様なアセットを通じてスタートアップの事業を支援するプログラムです。革新的なビジネスモデル創出を目指すスタートアップを対象に公募を受け付け、選考されたスタートアップには、パートナー連合よりさまざまなアセットを提供し、スタートアップの技術を活用した新型コロナウイルス感染症拡大防止の取り組みや、大手企業とスタートアップの事業連携事例の創出に貢献します。
▽2020年7月30日 ニュースリリース
コロナと戦うスタートアップ支援のため、KDDI ∞ Labo企業連合46社が保有施設や専門データなどの自社アセットを提供
(URL: https://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2020/07/30/4567.html)
(注)JOYSOUND池袋西口公園前店については、試験的な導入となります。効果検証の上、本格導入を検討します。